トップページ知って得する講座[岡江さん死去]乳がん治療はコロナ重症化に影響するのか?

[岡江さん死去]乳がん治療は
コロナ重症化に影響するのか?

4月17日のメルマガで、読売新聞ヨミドクターの『中川恵一「がんの話をしよう」』の第一回「欧米では峠を越えたがん死 日本で増え続けるのはなぜ?」をご紹介しました。<http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titoku421.htm>

その第六回、[岡江さん死去]乳がん治療はコロナ重症化に影響するのか?
を転載しました。私も誤った認識をしていました。ぜひ、ご一読ください。

2020年4月24日読売新聞ヨミドクター医療・健康・介護のコラム

今月3日に発熱し、自宅で様子を見ていたところ、6日朝に病状が急変して緊急入院し、人工呼吸器を装着。PCR検査で新型コロナウイルスに感染していることが確認されたといいます。

「ロシアンルーレット」的な怖さ

このウイルスは、感染しても8割方が、軽症あるいは無症状ですむ反面、岡江さんのように重症化する人もいます。重症化には喫煙などの要因もありますが、このウイルスの「ロシアンルーレット」的な面は、本当に怖いと思います。

さらに怖いのは、この病気で亡くなる場合、発症から死亡までが非常に早い点です。イタリアのデータでは、平均でわずか8日間。岡江さんのケースでも、入院から2週間あまりでの突然の死です。

初期乳がんの放射線治療 背骨の被ばくはゼロレベル

さて、気になるのは、以下の所属事務所のコメントです。

「昨年末に初期の乳がん手術をし、1月末から2月半ばまで放射線治療を行い免疫力が低下していたのが重症化した原因かと思われます」

日本臨床腫瘍学会はホームページのQ&Aで、重症化のリスクについて、「60歳以上で病気をもっている方(心臓病、糖尿病、肺疾患、がん、透析患者)」などとしています。

岡江さんについては詳しい経過が分かりませんが、一般的に言えば、初期の乳がんの手術後の放射線治療で免疫力が大きく下がることはまずありません。

免疫を担う白血球などは、骨髄で作られます。この「造血機能」は、成人の場合は背骨が中心です。乳がんの放射線治療では胸骨や肋骨は被ばくしますが、背骨への被ばくはゼロレベルですから、免疫力の低下は考えにくいと言えます。

日本乳癌学会の井本滋理事長も、報道によると、以下のコメントを出されています。

「放射線治療を受けた患者で、まれに肺が部分的に炎症を起こすことや、免疫をつかさどる白血球が減少することもあるが、新型コロナウイルスによって重症化する原因になるほど、免疫力が下がるとは考えにくい。同様の治療を受ける患者さんについては感染予防を徹底する必要はあるが、過剰な不安は抱かないでほしい」

「広範囲の放射線」「抗がん剤併用」には注意

もちろん、予防的に広い範囲で放射線をかけた結果、骨髄の働きが悪くなり、白血球が減って、免疫力が低下するケースがないわけではありません。とくに、放射線と抗がん剤を同時に組み合わせる化学放射線療法では、抗がん剤の影響も無視できません。ただ、多くの放射線治療では通院で治療が終わり、免疫力の低下はほとんどみられません。

感染拡大でしぼられる手術の実施

がん研究会有明病院(東京都江東区)は4月20日、手術室を担当する看護師が新型コロナウイルスに感染し、当面、手術の実施を通常の2割程度にしぼることになりました。外来と病棟での診療は引き続き行うとのことですが、同病院の年間手術数は8900件余と国内最多ですから、影響は甚大です。一方、放射線治療については、世界的に見ても、手術ほどの影響を受けておらず、東大病院でも同様です。この機会に放射線治療が見直される契機になればと思います。

新型コロナウイルスが 蔓延するなか、がん治療も、従来にない課題に直面しています。今まで以上に主治医とよく相談しながら、慎重に治療を選ぶことが必要になるでしょう。
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日本赤十字社のコロナウイルスのアニメーション動画、ご覧になりましたか。
その内容が心に響きます。
YouTube「ウイルスの次にやってくるもの」
<https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4>



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