トップページ知って得する講座危ない食品を見分けられない人が被るリスク

危ない食品を見分けられない人が被るリスク

不自然な食品は人間の脳と体をむしばむ
白澤卓二:医学博士、白澤抗加齢医学研究所所長、お茶の水健康長寿クリニック院長

超加工食品をどれくらい口にしている?

普段どれくらい超加工食品を口にしているかは、次の項目をチェックするといいでしょう。

当てはまる項目が多いほど脳や体が汚染されている!?

□朝食はコンビニなどで買った菓子パンやおにぎり
□仕事の休憩には甘いコーヒーや炭酸水
□ランチはハンバーガー
□疲れたら甘いお菓子を食べて気分転換
□自炊はほとんどしない
□コンビニの弁当やスーパーの惣菜をよく食べる
□ハムやソーセージをよく食べる
□みそやしょうゆはだし入りを活用
□自炊には合わせ調味料(鍋の素など)を使う
□加工食品を購入するときに原材料をチェックしない

誰しも1つくらいは当てはまりそうです。現代人にとって、超加工食品は普段から口にすることが多い、とても身近な食品です。

にもかかわらず、近年、欧米では超加工食品が健康に与えるリスクが指摘され始めています。今年2月には、『JAMA Internal Medicine』に「ジャンクフードを食べると死亡率が上がる」という大規模調査報告が掲載され、さらに注目が集まっています。

この調査報告は、フランスのパリ13大学が行っている「NutriNet-Sante Study」という現在も進行中のコホート研究のデータをまとめたもので、45歳以上のフランス人4万人以上を平均7年以上追跡調査しています。

調査報告によると、超加工食品(NOVA分類のグループ4に指定される食品)の摂取量が10%増えるごとに、感染症以外のすべての疾患の死亡リスクが増加していたのです。

研究チームは、超加工食品と死亡リスクとのつながりの背景に、乳化剤や人工甘味料といった食品添加物の関連があるのではないかと指摘しています。

加工食品には欠かせない食品添加物の知られざるリスク

食品添加物は、食品の形を整えたり、色や味をよくしたり、日持ちを向上させたりするために使用される物質の総称です。

日本では厚生労働省が指定する指定添加物455品目のほか、昔から使用されていて安全性に問題がないと認められている既存添加物365品目、植物や動物などが原料の天然香料が約600品目、食品が添加物として使用されているものが約100品目と、1500以上の食品添加物が使用されています。

この数は世界の中でも多いと指摘されています。実際、ここ5年間に日本で認可された指定添加物は44品目で、アメリカ・オーストラリア・ニュージーランド8品目、カナダ4品目。日本の認可数が突出していることがわかります。

さらに、欧米では危険性があると採用されていない食品添加物が、日本では認可され、使用されているというこわい現実はあまり知られていません。

食品添加物については「心配ない」と主張する研究者もいれば、健康に害をもたらす「危険なもの」だと警鐘を鳴らす研究者もいます。

食品添加物の安全性を評価する食品安全委員会は「安全な量を定めて使用を認めているのだから心配ない」と言いますが、その「安全な量」は動物実験の結果から計算式で算出したものです。ヒトで調べたデータではありません。

しかも、現在、定められている安全な量は、1つの食品添加物を摂ったときの数値です。複数の食品添加物を長期にわたって食べ続けた結果、どうなるかは調べていません。

加工食品をそれほど食べていない人と、毎日毎食、超加工食品を食べ続けている人ではリスクが違ってくる、私はそう思います。

また、超加工食品を食べ過ぎると、糖質や脂質も過剰摂取してしまいます。それらは、脳卒中や高血圧、糖尿病などのリスク要因にもなるので、健康のためには、できるだけ超加工食品は避けたほうがいいのです。

発がん性などが指摘される危険な食品添加物を避ける

もちろん、すべての食品添加物が危険、加工食品を口にしてはいけない、とは言いません。加工食品は現代の食生活に欠かせないものですし、食品添加物を口にしないなんて、自給自足の生活を送らない限り、実現できることではないからです。

反面、食品添加物のなかに危険性が指摘されているものがあることも事実です。便利で安くておいしいからと、毎日のように口にするのはいかがなものかと思います。

日本は超高齢化社会を迎え、人生100年時代を迎えたと言われています。100歳までボケずに元気で過ごすためには、健康へのリスクが指摘されるものはできるだけ体に入れないほうがいいでしょう。

食品添加物を気にしすぎると、口にできるものが限られてしまい、かえってストレスになってしまいます。まずは、発がん性があるもの、毒性が高いもの、毒性はそれほど高くないけれど使用されている頻度(食品の数)が多いものを避けましょう。その代表は以下です。

危険性が指摘されている食品添加物

□臭素酸カリウム
□タール色素
□防カビ剤
□次亜塩素酸ナトリウム
□亜硝酸ナトリウム
□亜硫酸ナトリウム
□グルタミン酸ナトリウム(アミノ酸)
□安息香酸ナトリウム
□ソルビン酸
□カラギーナン

拙著『Dr.白澤のゆる無添加のすすめ やっぱり心配 添加物と超加工食品』でも詳しく解説していますが、加工食品を購入するときには原材料をチェックして、危険な食品添加物が使用されていないかどうかを確認するといいでしょう。

危険な食品添加物が使用されているものは避けたほうがいいのですが、ハムやベーコン、ワイン、惣菜パン、レトルト食品など、人気があってよく食べている食品にも使われています。

普段から超加工食品を口にすることが多く、頭痛やじんましん、花粉症、アトピー、便秘、下痢といった不調に悩まされているのであれば、とくにそうですが、普段から口にすることが多い加工食品に、どのような食品添加物が使われているのかを知り、注意していくことが肝要です。
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□臭素酸カリウム
パン生地、魚肉練り製品などの物性を改良して品質を向上させるために、酸化剤が使われるのが一般です。製パンしたものを分析すると、成分が残らず検出されない。つまりしっかり焼いてしまえば残らないことも知られています。

□タール色素
シロップやゼリー、キャンディやガム、和菓子などの菓子類・甘味料、たくあんや紅ショウガなどの漬物、ソーセージなどの肉加工品、かまぼこや魚肉ソーセージなどの魚肉加工品等々、非常に多岐にわたって使用されています。

□防カビ剤
輸入柑橘類・果物(グレープフルーツ、レモン、オレンジ、バナナなど)日本では収穫後の、防カビ剤の使用はできないことになっています。

□次亜塩素酸ナトリウム
漂白、殺菌として使われていて、濃度の濃い次亜塩素酸ナトリウムでカット野菜やサラダ野菜を洗浄した場合、残留している可能性が高い。また次亜塩素酸ナトリウムは、直接食品に添加するものではないので、添加物としての表示はありません。

□亜硝酸ナトリウム
発色剤として、ハムやソーセージに使われている添加物です。

□亜硫酸ナトリウム
食肉加工品やドライフルーツ、ワイン等の防腐目的で使用されています。

□グルタミン酸ナトリウム(アミノ酸)
別名うま味調味料とも言われています。ファミレスなどの外食チェーン店でも使用頻度が高い。市販の加工食品では、ポテトチップス、おせんべい、インスタントラーメン、漬け物、加工肉、カレールウ、お茶漬けのもと、ドレッシング、タレ、麺つゆ、だしの素などのあらゆる加工食品に含まれている。加工食品の裏面を見ると調味料(アミノ酸)と書かれている。

安息香酸ナトリウム
もっとも避けるべき危険な食品添加物の一つです。
食品の腐敗を防ぐための防腐剤として使われ、細菌やカビといった微生物の繁殖を抑える力がありますが、その反面非常に強い毒性を持っています。

リポビタンD、チオビタドリンク、アリナミンV、ファンテユンケル、新グロモント、エスカップ、アルフェ、リゲイン、ペプシネックス、ファンタグレープ、BOSSグリーン、カルピス乳酸アミール、ヘルシア系、三ツ矢サイダーPLUSなど。

□ソルビン酸
ソルビン酸、ソルビン酸K(カリウム)には細菌やカビの発生・増殖を抑える働きがあるため腐敗防止として多くの食品に使われる保存料です。

□カラギーナン
ゲル化剤、増粘剤、増粘安定剤などとして使われる。 イスクリーム、乳製品、飲料、ソースには、増粘・ゲル化剤、分離を防ぐための安定剤(増粘安定剤)、肉製品(パテ、コンビーフなど)には、脂の代わりに添加するゲル化剤、ビールには、りの原因となるタンパク質を除去する清澄剤として用いられる。



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