トップページ知って得する講座大麦入りごはんを、まず朝食に取り入れませんか

大麦入りごはんを、
まず朝食に取り入れませんか

2017/10/31「カラダにいいこと、毎日プラス」日経Goodayメールの、アクセスランキング(2017/10/23〜10/29)は、

◆2位 「健康寿命を左右する主食の選び方」シリーズ
内臓脂肪が減る、血糖値上昇も抑える…大麦が注目される4つの理由
第2回 世界が認める大麦の健康効果、腸内環境の改善にも効果
<http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/17/100600044/101600002/?ST=food>
◆6位 「健康寿命を左右する主食の選び方」シリーズ
全粒穀物で死亡リスクが下がる! 「主食の選択」が健康寿命を左右する
第1回 主食をただ減らすのではなく、全粒穀物に置き換えよう
<http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/17/100600044/100600001/?ST=food>

で、「健康寿命を左右する主食の選び方」シリーズがよく読まれています。

10月30日のシリーズ最終回の、

「朝食に「3割麦ごはん」から!納得できる大麦の選び方、賢い食べ方 
第3回 2016年に売上倍増!みんなが大麦を買いに走った理由とは

を、全文転載いたしました。ご一読ください。
--------------------------------------------------------------------

肥満、メタボ対策のために、“減らしたほうがいい”と思いがちなのが「主食」。だが、主食は健康を左右する大切な食べ物だ。主食を何でとるかが、血糖値、メタボ、さらには寿命にまで影響することが近年の研究で分かってきた。

今、数ある穀物の中でも、最も注目されているのが大麦だ。近年、大麦の水溶性食物繊維の健康効果が次々と明らかになっている。では、大麦を毎日どのくらい、どのように食べればいいのだろうか。最終回では、大手穀物メーカー、はくばくに実践的な大麦の選び方、食べ方を聞いた。

今、注目の大麦、本当に売れているのか

今回の特集では、「穀物由来」の食物繊維の摂取量が、糖尿病、メタボはもちろん、がんや心筋梗塞、脳卒中、さらには総死亡リスクまで影響することを紹介した。私たちは、「穀物由来」の食物繊維を上手にとっていく必要がある。そこで今、世界的に「全粒穀物」(精製されていない穀物)が注目されている(詳しくは特集の第1回「全粒穀物で死亡リスクが下がる!『主食の選択』が健康寿命を左右する」を参照)。

中でも、今、最も注目されているのが大麦だ。水溶性食物繊維を多く含む大麦は、腸内環境を整え、食後の血糖値の上昇を抑える効果がある。さらに、「次の食事」の血糖値上昇を抑えるといううれしい効果まである。また、大麦は水溶性食物繊維が外皮に集中しておらず、粒の中に満遍なく存在するため、精製したものでも食物繊維が豊富というユニークな特徴がある。このため、大麦の場合は「全粒」でなくても、健康効果を期待できるわけだ(詳しくは特集の第2回「内臓脂肪が減る、血糖値上昇も抑える…大麦が注目される4つの理由」を参照)。

大麦の健康効果は、日経Goodayに限らず、テレビや雑誌などで取り上げられるケースが増えている。読者の中にも、「日々の食生活に、大麦を取り入れようか」と検討している人もいるだろう。

しかし、実際に、スーパーなどの穀物売り場に足を運ぶと、店頭には「もち麦」「押麦」「胚芽押麦」など様々な商品が棚に並んでいる。そもそも、どれが大麦なのか、さらにその中でどれを選べばいいか困ってしまう。「米粒麦」というパッケージもあり、「米なの?麦なの?」などと思った人もいるのではないだろうか。実は、これらはいずれも大麦だ。また、同じ大麦でも、もち麦と押麦では価格差がある。最近、テレビなどで取り上げられ、売り切れが続出したのは「もち麦」だが、押麦ではダメなのだろうか。

そこで今回は、実践的な大麦の選び方、食べ方を、穀物大手のはくばくに聞いていく。同社は、大麦や雑穀を原料にした炊飯用穀物、麺、粉などさまざまなラインナップをそろえる総合穀物メーカーで、スーパーで品切れが続出したことで話題になった「もち麦ごはん」も同社のヒット商品だ。

2016年度に大麦がブレイク!

大麦、雑穀、発芽玄米など数ある穀物商品の中で、今、どの商品が人気なのだろうか。そして大麦は本当に売れているのだろうか。

はくばく市場戦略本部商品戦略部広報の山下奈々さんは、昨年度(2016年度)に大きな転機があったと話す。

「2016年度に大麦の売り上げが急増しました。これまで、穀物関連商品(雑穀・大麦・発芽玄米など)の中では『十六穀ごはん』などのミックス雑穀のシェアが最も高かったのですが、2016年度に大麦商品(下グラフの大麦)の販売が急増し、このジャンルで50%近くのシェアになりました。大麦商品は、金額ベースでも前年度比で 2.6倍になっています。穀物関連商品全体の市場規模も前年度比40%増と伸びていますが、この伸びを大麦が牽引した形です」(山下さん)

大麦、雑穀などの穀物関連商品の売上金額とシェアの推移
<http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titokudata_17.11_3.htm>
発芽玄米、大麦、ミックス雑穀などの穀物関連商品の売上金額の推移。
2015年度まではミックス雑穀がトップシェアだったが、2016年度は大麦の売上が急増した。穀物関連商品内のシェアも20%台から49%に伸び、ナンバー1シェアとなった。データは、総合スーパー、スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストアの売上金額の合計。はくばく以外の商品も含む。(出典:インテージSRI)

大麦にはしっかりとしたエビデンスがある

市場が急拡大した背景に、大麦の健康効果には科学的根拠(エビデンス)がしっかりあり、それがマスコミなどを通じて一般購入者層に認知が広まったことにあると、はくばくは分析している。

「大麦には水溶性食物繊維βグルカンが豊富に含まれており、腸内環境の改善や、血糖値の上昇を抑える効果があるなど、優れた健康効果があることが様々な研究から明らかになっています。これらのエビデンスをテレビや雑誌などのメディアが取り上げたことで、昨年ブームに火がつきました。当社の商品でも一時期店頭で品薄になり、消費者の方にご迷惑をおかけする事態になりました。現在、品薄は解消しています」(山下さん)

前回も紹介したが、大麦には水溶性食物繊維が100g当たり6.0gも含まれている(押麦の場合)。これは玄米の0.7gに比べて9倍近く多い(いずれも「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より)。不溶性も含めた食物繊維全体の含有量も、大麦は玄米の3倍以上にもなる。山下さんも、「玄米よりも大麦のほうがはるかに食物繊維量が多いというと、驚かれる方が多くいらっしゃいます」と話す。

2015年4月から、食品の持つ機能性を分かりやすく表示する「機能性表示食品制度」が始まったことはご存じの方も多いだろう。大麦については、「食後の血糖値の上昇を抑える」「正常な腸機能の維持」「血中コレステロール値の正常化」の機能性表示が認められており、その効果を表示した商品が発売されている。

シニア層が積極的に、大麦を取り入れている

はくばくの調査によると、大麦の購入層は、50代以上が多く、60〜70代が中心になっている。健康意識の高い、ミドル〜シニア層が積極的に大麦を取り入れているという。

「当社の調査では、健康診断の結果を見て、『血糖値やコレステロールが気になる』『ダイエットしなければ』など、何らかの目標を持ち、長く健康でいたいという意識をしっかり持っておられる方が積極的に大麦を取り入れています。そして、毎日の習慣にしてくださっている方も増えています」(山下さん)

いろいろある大麦商品、どこが違う?

冒頭でも触れたが、一口に大麦といっても様々な商品がある。このため、いざ雑穀売り場に行くと、いろいろな種類があって、何がどう違うのか迷ってしまう。どの商品を選ぶのがいいのだろうか。まずは、大麦商品の違いを理解するところから始めよう。

最初に、認識してほしいのが、米にも「もち米」と「うるち米」があるように、大麦にも「もち性」のものと「うるち性」のものがあること。これはでんぷんの性質の違いによるもので、もち性は粘りが強く、文字通り「もちもち」とした食感なのに対して、うるち性は粘りが少なく、プチプチした食感になる。

大麦には「もち性」「うるち性」があり、加工法は主に3つある
<http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titokudata_17.11_4.htm>

さらに、大麦は加工方法(精製後の形状)によって、大きく「押麦」「丸麦」「米粒麦」の3つに分かれる。押麦は、精製後に蒸して、押しつぶしたものだ。どうして平べったくつぶされているのか。それには理由がある。「大麦はそのままだと硬く、米と一緒に炊くと吸水率が悪く食感が良くないからです。押すことによって表面積が増えると、そのぶん吸水率が増え、米と同じ浸漬時間でおいしく炊き上がります」(山下さん)

一方、丸麦は精製した状態で、押しつぶしていない“丸のまま”のもの。そして、米粒麦は、米粒大に加工して、視覚的に米そっくりに食べやすい加工をしたものだ。シニア層の中には、「大麦といえば戦後の貧しい食生活を思い出す」という人も少なくない。こうした人に配慮して加工したものだ。また、米と比重が近いために、押麦のように炊き上がり時に上に集まることがないため、大量調理をする学校給食や病院食でもよく用いられている。

では、市販されている商品はどれにあたるのだろうか。一般に、「もち麦」という商品で販売されているのは、もち性の大麦で、形状は丸麦のもの。なお、もち麦というと、大麦とは別の麦と思っている人もいるが、これはもち性の大麦の通称のことだ。そして「押麦」商品の多くは、うるち性の大麦で、押しつぶした形状のものになる。

<http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titokudata_17.11_5.htm>

もち麦は水溶性食物繊維が多い

最近、マスコミなどで取り上げられ、品薄になったのは「もち麦」だ。なぜもち麦が人気なのだろうか。

山下さんは、「もち性の大麦は、水溶性食物繊維βグルカンの含有量が多いという特徴があります。当社のもち麦商品の場合、水溶性食物繊維の量は100g当たり9.0gと、押麦(うるち性)に比べて5割ほど多く含んでいます。このため、食物繊維を効率よく摂取するにはもち麦のほうがお勧めです」と話す。

もち麦は冷めても硬くならない
<http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titokudata_17.11_6.htm>
うるち性の大麦、もち性の大麦(もち麦)、白米を炊飯して8℃で保存。炊飯直後と24時間後に、1粒を40%圧縮するのに必要な重量を測定した。もち性の大麦は冷めても硬くならずもちもち感をキープしていた。(はくばくの社内データ)

また、もち麦は、炊飯後に冷めても硬くなりにくいという特徴がある。「最近はコンビニエンスストアなどでもち麦入りのおにぎりも増えています。コンビニのチルドコーナーに置いても、硬くなりにくいと評価されています。朝、炊いた大麦ごはんを、お弁当やおにぎりにして持っていくなら、もち麦がお勧めです」(山下さん)

とはいえ、押麦など他の大麦商品も、水溶性食物繊維が豊富なのは共通している。もち麦でないと健康効果がない、ということではない。

「押麦よりももち麦のほうが水溶性食物繊維量が多いのは確かですが、押麦も他の穀物と比べれば水溶性食物繊維がとても多く含まれています。値段や食感なども加味して選ぶことをお勧めします」と山下さん。

実際、店頭で商品を見ると、もち麦の価格は押麦より若干高い。はくばくの同じ量の商品で比較すると、もち麦800gの商品の希望小売価格は 550円(税抜)だが、押麦800gの商品は 335円(同)となっている。

山下さんによると、「もち麦ファンはもち麦」「押麦ファンは押麦」というふうに、「これ、と決めたら浮気しない方が多い」のだそうだ。ちなみに、牛タンのお供として知られている「麦とろごはん」に使われているのは押麦だ。

3割麦ごはんを「朝食」にとることから始めよう

最後に、大麦をどのように食生活に取り入れればいいかを紹介していこう。
まず、気になるのが摂取量、そしていつ食べるかだ。もちろん、3食とも大麦入りごはんにして、大麦の比率を高めたほうが理想的だが、現実問題、そこまではなかなかできない。

まずは、3割麦ごはんを茶碗1杯とるところから始めるといい、と山下さんはアドバイスする。「もち麦の場合、この3割麦ごはんを茶碗1杯(約150g)で、食物繊維を2.3g摂取できます。日本人の成人男性の食物繊維の不足量はおよそ4.6g程度ですから、不足分の約半分を摂取できます。
(※詳しくは第1回を参照)。さらに5割麦ごはんにすれば4.3gの食物繊維をプラスできますから、不足分の9割以上をカバーできます」(山下さん)

大麦を食べると、食べた直後だけでなく、次の食事後の血糖値上昇も抑えられる「セカンドミール」効果が期待できることは、特集の第2回でお伝えした通りだ。朝食に大麦を食べておけば、昼食を食べた後も血糖値抑制効果が期待できる。まずは朝食に「3割麦ごはん」を取り入れることから始めるといいだろう。慣れたら、麦の比率を高めたり、夕食にも取り入れるなどして、広げていくのが理想的だ。

大麦の実際の取り入れ方で、お勧めなのが以下の3つ。初めての人は、ごはんと一緒に炊く1番目の方法から始めてみよう。

1. 白米と一緒に炊飯して3割麦ごはんに

最も手軽でお勧めなのが、白米に、大麦を入れて一緒に炊く方法だ。いつも通りに白米を炊飯器にセットし、大麦と大麦の倍量の水を加えて炊飯すればいい。上記の3割麦ごはんを炊くなら、白米2合(約 300g)を洗っていつもの水加減にし、大麦100gと水200ccを加えて炊飯する。

2. ゆでてサラダに、スープに、ヨーグルトに

大麦の食感は、サラダやスープの具としても相性がいい。大麦をゆでて、サラダなどにトッピングするのもお勧めだ。ゆでたものを小分けにして冷凍しておけば、いつもの食事に手軽にプラスできる。

ゆで大麦の作り方は、大麦の6倍量以上の水を沸騰させ、大麦を入れて、再沸騰後に中弱火で15分程度ゆで、ざるにあげて水でざっと洗ってぬめりをとる。これを、小分けにして冷凍保存しておこう。「私は毎朝、ヨーグルトに混ぜて、プチプチの食感を楽しんでいます」(山下さん)

ちなみに、水洗いする理由は小分けする際にぬめりがあると扱いにくいためだ。「ぬめりのもとはでんぷんで、βグルカンはほとんど溶け出さないので安心してください」(山下さん)。携帯できる保温スープジャーに、スープの素と熱湯、大麦を入れておけばランチタイムにはおいしい「大麦ぞうすい」ができているので、お弁当派にもお勧めだ。

3. 雑穀やシリアルでもOK

朝はコーヒーとパン、という人は、大麦入りのシリアルを取り入れてもいいだろう。また、「十六穀ごはん」などのミックス雑穀には大麦が入っているものも多い。「大麦が食物繊維に特化した商品だとすれば、雑穀ミックスはそれぞれの雑穀が持つビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどを幅広くバランス良くとることができるのが特徴です」(山下さん)。多様な食物繊維を腸に届けることも大切なので、大麦をメインに、ときどき雑穀を取り入れるのもお勧めだ。

     ◇      ◇      ◇

これまで3回にわたって、最新の穀物事情をお届けした。毎日とる主食が私たちの健康に大きな影響があり、大麦など、食物繊維リッチな主食に切り替えていくことで、食生活を手軽に改善できることをご理解いただけたと思う。
まずは、「大麦入りごはんを朝食に取り入れる」ところから、実践していただきたい。

山下奈々(やました・なな)さん。はくばく東京本社市場戦略本部商品戦略
部 広報。 学習院大学法学部卒業、2005年はくばく入社。
2012年から現職。大麦・雑穀の戦略的PRの立案や、広報業務に従事する。
大麦の歴史、研究報告、利用法などに詳しい。自身も朝食で大麦や雑穀を欠かさず食べている。
--------------------------------------------------------------------

麦ごはんが苦手な方でも、大麦を加工して米粒大にした「米粒麦」なら違和感なく食べることができます。 <http://www.chiffonya.com/shop/mochimugi.htm>



                         トップページに戻る               ▲ページの先頭に戻る

サイトマップ商品一覧
ふんわりシフォン日記お客様のご感想集Mrs.KURIの簡単レシピ集ふれあい写真館

FLOURひろ:〒678-0172 兵庫県赤穂市坂越1331-1:tel 0791(56)5377