トップページ知って得する講座イチローが野球少年に送った人生訓と世界一幸せなデンマーク人と日本人の違い

イチローが野球少年に送った人生訓と
世界一幸せなデンマーク人と日本人の違い

ブースさんが日本人にすすめる生活を「坂越」で始めました。
そして、イチローさんがいう「自分の中でもう少しだけ頑張る」でありたいと思い、
2017年を歩みはじめました。

「イチローが野球少年に送った人生訓」と
『世界一幸せな「デンマーク人」と日本人の違い』を転載しました。
たいへん価値あるメッセージではないかと思います。ご一読ください。

▼「人と比較せず自分の中で少し頑張る」
イチローが野球少年に送った人生訓。
Number Web/コラム「イチ流に触れて」2017/2/2 笹田幸嗣 より転載

イチロー自らが大会長を務める「イチロー杯争奪学童軟式野球」は、2016年末に21回目の大会を迎えた。

未来の野球界を背負う学童たちに、勝つことの喜び、負けることの悔しさ、また、野球というスポーツが持つ様々な要素を体験してもらい、そこから多くを学んで欲しい――。

大会長にはそんな強い思いがある。

だからこそ、閉会式には自らが毎年足を運び、学童の目線に立ちメッセージを贈る。メジャーの世界でも最高峰の立場に上り詰めた実体験から発せられる言葉の重みと説得力は、まごうことなき金言である。

イチローは人の2倍も3倍も努力したわけではない!?

2016年12月23日。

愛知県西春日井郡豊山町で行われた閉会式には、同大会からプロ野球選手となったDeNAの関根大気外野手(21歳)も駆けつけたが、その際のイチローのスピーチは学童だけでなく、性別に関係なく、野球好きか否かにも関わらず、幅広い世代の人間の胸に訴えかけるメッセージであった。

以下はオフィシャルサイトから引用した言葉となるが、ひとつひとつの言葉に意味があると感じるので、少し長くなるがお付き合いいただきたい。


「みなさん、こんにちは!(声が)小さい……。

こんにちは!!

マイアミ・マーリンズのイチローです。

ここにいる3チームのみんな、本当におめでとう。199チームの中から、3チームに残ったこと、勝ち上がったこと、本当に凄いと思います。僕は(ナ・リーグ東地区)5チームの中で今年も3位でした。

今年の僕がみんなにかけてあげられる言葉を少し探してみました。

今年メジャーリーグで3000というヒットを達成することができました。こういうことがあると、たくさんの人から褒めてもらえます。

そして、イチローは人の2倍も3倍も頑張っていると言う人が結構います。でも、そんなことは全くありません」

「人との比較ではなくて、自分の中で少し頑張った」

「人の2倍とか3倍頑張ることってできないよね。みんなも頑張っているからわかると思うんだけど。頑張るとしたら自分の限界……自分の限界って自分で分かるよね。

その時に自分の中でもう少しだけ頑張ってみる。ということを重ねていってほしいな、というふうに思います。

みんなが今、僕を目の前にして……日本のプロ野球で何年かやってアメリカに行って16年終わったんだけども、そういう目に見える結果を残したからそんなふうに言えるんじゃないかって思っているかもしれないけど、それは全く違っていて、僕もみんなと同じように野球少年だったし、ここに今日来てくれた関根選手もみんなと同じ。しかも彼は毎年、1回戦負けの選手でした。ね? みんなの方が成績がいいんだよ。現段階では。

彼もきっと人との比較ではなくて、自分の中でちょっとだけ頑張った。そのことを続けていくと、将来、思ってもいなかった自分になっている。と僕は思うし、実際、僕だってメジャーリーガーになれると思っていなかったし、アメリカで3000本打てるなんてことは全く想像が当時できなかったんだけど、今言ったように、自分の中でちょっとだけ頑張ってきた。

それを重ねてきたことで、今現在(の自分)になれたと実感しているので、今日はこの言葉をみんなに伝えたいと思います」


「結果」と「評価」は似て非なるものなのである。

キーワードは「自分の中でもう少しだけ頑張ってみる。ということを重ねる」と「人との比較ではなくて、自分の中でちょっとだけ頑張った。そのことを続けていく」にあると感じている。

多かれ少なかれ人は「評価」というものを気にしながら生きている。「評価」が欲しいために人一倍勉強もすれば、努力もする。「結果」へと繋げるためにはそれしかないことを知っているからだ。

だが、「結果」と「評価」は似て非なるものである。

野球に限らず、万人に響くメッセージではないか。

「結果」は自らの証と言えるが、「評価」は第三者が下すものだ。

自らコントロールできない「評価」を気にしたり、追いかけるのではなく、自分がコントロールできることだけに集中する。これがメジャー150年近い歴史の中で30人しかたどり着けなかった3000安打を達成したイチローからのメッセージ。

「それを重ねてきたことで、今現在(の自分)になれたと実感している。今日はこの言葉をみんなに伝えたいと思います」

彼がこの言葉で結んだメッセージは野球に憧れる学童だけでなく、万人の脳裏と胸に響いたであろう。

間もなくスプリングトレーニングが始まる。

今年もイチローの言葉に触れることが出来るのは記者冥利そのものと感じる。そのために記者自身も自分の中でもう少しだけ頑張ってみる。ということを重ね、人との比較ではなく、自分の中でちょっとだけ頑張ることを続けていきたいと思う。


▼ 世界一幸せな「デンマーク人」と日本人の違い
働くモチベーションからして全然違う
倉沢美左:東洋経済オンライン編集部記者 東洋経済ONLINE 2017年01月28日より転載

「北欧諸国の人たちは幸せだ」――。税金は高いけれど福祉が充実していて、人々はあくせくせず、おしゃれな家具に囲まれてノンビリ暮らしている。ここ10年くらいの「北欧ブーム」以来、日本人は漠然と北欧に関してこんなイメージを抱いているのではないだろうか。

実際、2016年に国連が行った幸福度調査でも、北欧5カ国はすべてトップ10入りを果たした(日本は53位)。とりわけ、1位となったデンマークでは、「人生がつらい」と感じている人はわずか1%と幸福度の高さが際立つ。

しかし、一口に北欧といっても、各国で個性が大きく異なるうえ、それぞれの問題がないワケではない。たとえば、資源大国のノルウェーは石油以外まともな産業がないし、教育大国とされるフィンランドの殺人率はなんと西ヨーロッパ随一だ。しかも、近年は移民が増えていることなどもあって、「ハッピー大国」デンマークでさえ、経済格差が生じ始めているという。

メディアが報じる「幸せな北欧」は本当なのだろうか――。デンマークに10年以上住む、英国人フード・トラベルジャーナリストのマイケル・ブース氏は、こんな疑問を持って北欧5カ国を訪ね歩き、『限りなく完璧に近い人々 なぜ北欧の暮らしは世界一幸せなのか?』にまとめた。日本好きで『英国一家、日本を食べる』の著書もあるブース氏に、北欧の今の姿や、日本が北欧から学べることを聞いた。

欧米で大ブームの「ヒュッゲ」とは?

――欧米では今、たとえば家族や友達と過ごしたり、暖炉の前でまったりしたりする時間、デンマーク発の「ヒュッゲ」なる概念が大流行しているそうですね。(Hygge =ヒュッゲとは、デンマーク語で「居心地のいい時間や空間」といった意味のデンマーク特有の概念)。

ものすごくはやっている。ただ、欧米では新しいマインドフルネスや、ウェルネスの一種としてマーケティングされていて、これは本当の意味でのヒュッゲとは異なる。ヒュッゲはデンマークで何百年以上にわたって行われていることで、簡単に「輸入」できるようなものではない。

著書の中では、ヒュッゲに対して辛辣なことを書いたが、実際は嫌いではないし、いい面もたくさんある。ただ、デンマーク人の多くは、ヒュッゲ的であることに取りつかれているというか、こだわりすぎている。

――欧米人も北欧人の生活にあこがれているのですね。

端的に言うと、今の世界は非常に恐ろしい状況にあるから、北欧にシェルター的な役割を求めているのだろう。欧州連合(EU)離脱という判断をしてしまった英国人は特にそうかもしれない。たくさんの人が後悔しているし、それ以上たくさんの人がこれから何が起こるのかに対して恐怖心を抱いている。ヒュッゲはそういう状況にある人が、布団をかぶって目と耳を隠しているようなもので、いっときのエスケープかもしれない。ある人は宗教に助けを求め、ある人はヒュッゲを癒やしの手段として選んだわけだ。

――ヒュッゲとは何なのか、正直なところいま一つわかりません。

そんなに複雑なものではなく、実は世界中で行われていることだ。それぞれの国で呼ばれ方が違うだけで。ただ、デンマークの場合は何が違うかというと、彼らはヒュッゲについてずっと話しているんだ。「これはヒュッゲっぽくない」とか「昨日の歯科での体験は非常にヒュッゲだった」とか、とにかく何でもかんでもヒュッゲにしたがる。

――食や旅などについて書いてきたマイケルさんが、北欧人の生き方や幸福感について書こうと思ったきっかけは?

僕が北欧について書こうと思いついたときは、北欧に関する本が欧米にはあまりなく、誰も北欧諸国についてよく知らなかったからだ。が、実際にデンマークに住んでみると、それまで考えていた国とまったく違うことがわかった。

北欧諸国の人はみんなひげを生やしていて、自転車好きで、リサイクルに熱心だと思っていたが、実際はそれぞれの国で大きく違う。歴史や、それぞれの国とのかかわりによって違う個性が生じている。そこで、各国のことについてだけでなく、たとえばフィンランド人はスウェーデン人をこう見ているとか、デンマーク人はスウェーデン人をこう見ているという具合に、お互いの関係性についても書こうと思った。

ここ10年くらいで、ファッションからインテリア、食に至るまで北欧文化が急激に世界中ではやり始めた。さらにその後、欧米メディアが、北欧を完璧なユートピアのような国々だという報道をするようになった。実際は各国とも問題もあるし、闇もあるのに。そこで、そういった側面についても語りたいと思ったんだ。

執筆には4年かかったが、その間、経済学者から人類学者、サンタクロースまで北欧諸国のたくさんの人々に会った。面白かったのは、私はしばしば取材のときに相手に対して批判的になることがあるのだが、それに対する反応が各国で違うこと。いちばん腹を立てるのはノルウェー人で、彼らは同時に非常にきちんとした意見を持った人たちだ。スウェーデン人も意見のある人たちだが、彼らは自分たち自身のことについて自虐的なほど厳しい。反対にデンマーク人は、自分たちのことが大好きだ。彼らは世界でいちばんハッピーな人たちだね。

執筆中に北欧のイメージが激変した

――10年間北欧に住み、本の取材を4年間続ける間に、北欧に対するイメージは変わりましたか。

完全に変わった。最初にデンマークに移住したとき、とんでもない所に来てしまったと思ったが、子どもが生まれてからはデンマークこそが子どもを育てるのに世界で最も適した場所だと考えるようになった。さらに、年を重ねるにつれて、デンマークや北欧のいいところがだんだんわかるようになってきた。

今では、世界の国々が北欧諸国から学べる重要なレッスンはたくさんあると感じている。北欧に学べば、世界は間違いなくもっとよい場所になるだろう。北欧の気候には辟易するし、人々が不機嫌なときもあるし、税金も高いが、そうした点を除けばここでの生活にとても満足している。

――北欧諸国の中で、特に気に入っている国は?

デンマークに住んではいるが、好きなのはフィンランドだ。フィンランドはロシアと欧州の間ということもあるからだろう、いろいろな面でエッジが立っている。フィンランド人のドライなユーモアのセンスも好きだ。日本人に似ていると感じることがある。

――どういったところが似ているのでしょう?

たとえば、シンプルで機能性を重視したデザインとか、社会に対する信頼感とか。ちなみに、日本人は社会に対する信頼感が低いともいわれるが、実際はそんなことはない。スターバックスでパソコンを机の上に置いたままトイレに行けるのは日本くらいだ。人が控えめなところも、日本人とフィンランド人の共通点だと思う。そして、フィンランド語と日本語の響きも非常に似たところがあるように感じる。

意識調査によると、日本人はあまり幸せを感じていないようだが……。少なくとも「死ぬほど働く」という概念は、北欧の人たちには理解できないだろう。

――著書によると、特にデンマーク人はワーク・ライフ・バランスを重視しているようですが、どうやって仕事と日常生活をバランスさせているのでしょうか。

面白くない話かもしれないが、税金によって富の再分配ができていることが大きい。福祉が充実していて経済的に平等だと、必死に働いて稼ぐ必要がない。デンマークはノルウェーのように天然資源に恵まれているわけではない。それでも、彼らには商才があるようで、貿易できちんと経済を成り立たせている。

デンマーク人にとって働くモチベーションは?

――あまりに福祉が充実していたり、労働時間や意欲にかかわらず賃金が同じだったりすると、働くモチベーションがそがれる気が……。

私も同じようなことを考えたことがあるが、実際は違う。(世界銀行の調査によると)デンマークはビジネスがしやすい国、新興企業を始めやすい国ランキングで上位に選ばれている。デンマークはほとんど完全雇用に近い状態にある。

ただし、働くことに対するモチベーションは日本人と異なるだろう。デンマーク人が幸福な理由のひとつは、多くの人が自分の仕事が好きだと感じ、自分の仕事をコントロールできているからだ。

彼らは自主性を持って仕事をしていて、仕事に支配されていない。自分でやることを決めて実践し、その成果を実感することができる。その感覚や達成感が、仕事のモチベーションにつながっているわけだ。本にも書いたが、意識調査によると、8割のデンマーク人は宝くじで100万ドルが当たっても仕事を辞めないそうだ。僕からしたら信じられないけどね(笑)。

――デンマーク人にとっておカネや出世といったたぐいの「成功」はモチベーションにならないと。

一生懸命働いて200万ドルを稼いだとしても、どうせ税金で持っていかれるので、稼ぐことに重きを置いている感じはしない。所得が一定に達すると、半分は国に持っていかれるようになるからね。もちろん、デンマーク人だっていい車に乗ったり、大きい家に住んだりしたいと考えているが、ある程度収入を得るようになると「もういいや」と感じるようだ。

また、デンマークには「ヤンテの掟」という概念があって、たとえばフェラーリを乗り回していたり、アルマーニを着ていたりすると、「自分にはこんな資格があるのか?思い上がるなよ」という自制の念のようなものが出てくる。

彼らにとってのモチベーションは、家族と過ごしたり、すてきなバケーションを過ごしたり、新しいことを学んだりするなどヒュッゲ的な時間を持つこと。デンマーク人には、私くらいの大人になっても学校に通っている人がたくさんいる。デンマークでは、教育は大人も含めてすべての人に開かれているからだ。彼らが欲しいのは、メルセデス・ベンツではなくて、新しい学びや旅行、サマーハウスだ。

――近年、北欧諸国にも移民が増えています。社会や文化、生き方などにどんな変化が起きていますか。

この10年ほどに移民が増えたことで、多様化が進み、非常に興味深いことが起きている。あまり大きくない国に、自分とは考え方も行動も違う人たちがたくさんやってくれば、衝突が生じる。北欧諸国も含めて、今の欧州はそのさなかにある。

毎朝コペンハーゲンで電車に乗ると、同じ電車にたくさんのシリア難民が乗っている。私の家のそばにも、たくさんの難民が住んでいる家がある。これは多くの人々の暮らしにショッキングな影響を与えていて、多くの人がこの状況をどうやって受け入れるべきか考えている。小さな国に移民が流れ込むことで、国は大きく変わらざるをえない。北欧では特にスウェーデンがその影響を大きく受けている。

――多様化が急激に進めば、階級や経済的な格差が広がる可能性も出てきます。

実際、経済格差は広がっていて、欧州でそのスピードが最も速いのが何を隠そうデンマークだ。これは将来のデンマーク人の幸福感や成功に大きくかかわってくるだろう。すでに米国も英国も国内が分断されているが、北欧諸国には信じられないほどたくさんの政党があるので、真っ二つに割れるということはないのではないか。ただ、残念なことにノルウェー、スウェーデン、フィンランド、そしてデンマークでも極右的な、反移民政党がいまや最も大きな政党になってきているのも事実だ。

――本の中では、都市と地方の格差についても触れていますね。

デンマークでは、コペンハーゲンとそのほかの地域とではまったく違う。そして、地方ではますます過疎化が進むことは避けられない。デンマークに住む18歳以上のほとんどは、コペンハーゲンに住みたいと考えている。最近では第2の都市であるオルフスが、ミニコペンハーゲンといった面白い都市になりつつある。ユニークな企業も増えていて、今後はいろいろなビジネスチャンスが生まれると思うが、医師も、教師も、子どもたちも住みたがらない。もし、コペンハーゲンに住む余裕がなければ、移るのはオルフスという状態になっている。

――天然資源に恵まれているノルウェーも原油価格が一時より下がっていることの影響を受けているようですね。

ノルウェーの場合、まだ「ソファの下」におカネはあるけれど、焦ってはいるだろう。英語で「put your all eggs in one basket(=1つのことにすべてを懸ける)」ということわざがあるのだが、まさにそのとおりで、今のノルウェーには石油以外これといった2次産業が育っていない。石油産業が栄える前は、最も多い職業が漁師だった。だから、ノルウェーには2次産業を育てる素地がない。これは大問題だ。

しかも、ノルウェーは世界で最も福祉が充実しているが、この源となっているのはオイルマネーだ。国民はさらに福祉を充実されることを求めているが、このままではインフレーションが起こり、貨幣価値が急落しかねない。ノルウェーはEUに加盟していないので、その点では経済構造は非常に脆弱だ。

――そうした経済状況が続けば、今の水準の福祉を維持するのも難しくなります。

実際、デンマークですらそういう議論が起きている。国家財政における社会保障関連費はいまだに年率2%ずつ増えているが、これをそろそろコントロールしなければいけなくなっている。皮肉なことに、つい最近まで社会主義的な左翼政党が政権を握っていたのだが、その政権は今まで歴史上のどの政権よりも社会保障費を削った。特に医療や教育の分野で。それしか選択肢がなかったからだ。

デンマーク人が根本的に幸せなワケ

――聞いていると、北欧諸国にも非常に多くの問題があることがわかりました。そういう状況にあってもデンマーク人が変わらず幸せを感じているのはなぜでしょうか。

デンマーク人は今あるものに感謝する能力に長けていて、今の状況に満足をしているんだ。もうひとつは、社会が非常に平等だということ。だからこそ誰にでもチャンスがあるということが大きい。北欧諸国では、誰もが高等教育にアクセスできるため、自分がなりたいものになれるというチャンスがある。

これに対して私が生まれ育った英国は、教育という点では劣る。どれだけおカネを持っているか、どれだけちゃんとした地域に生まれたかで、その後受けられる教育が決まってしまう。

ここから世界が学べることはひとつ。すべての子どもに平等な教育の機会を与えることだ。大学教育も含めて。

――あまり幸福感を感じていない日本人が、デンマーク人から学ぶべきことは何でしょうか。

日本人がすぐに幸福感を感じられる国民になるような明確な回答はないが、たとえば小さなことでも感謝する、今あるものに感謝するという姿勢が大事だと思う。何かモノを得て満足を得るのではなく、家族や友達と過ごしたり、自然の中で過ごしたり、高くなくてもおいしいモノを食べたりという、意味のある時間にもっと重きを置いたらどうだろうか。

Michael Booth /英国・サセックス生まれ。トラベルジャーナリスト、フードジャーナリスト。日本で14万部超の大ヒット、NHKでアニメ化もされた『英国一家、日本を食べる』の原書、『Sushi & Beyond』で2010年、ギルド・オブ・フードライター賞受賞。現在は妻と2人の息子とデンマークに在住



                         トップページに戻る               ▲ページの先頭に戻る

サイトマップ商品一覧
ふんわりシフォン日記お客様のご感想集Mrs.KURIの簡単レシピ集ふれあい写真館

FLOURひろ:〒678-0172 兵庫県赤穂市坂越1331-1:tel 0791(56)53