トップページ知って得する講座がん細胞を兵糧攻め!

がん細胞を兵糧攻め!

この時期になりますと、喪中はがきが届きます。

2年ほど前に会った折、元気にしていた人が亡くなったことを知りますと、寂しいですし、「どうして?」って問いかけたくなります。そして、恐らくガンにやられたのではないだろうかと想像します。

古川健司さんの「がん細胞を兵糧攻めする」療法を知っていたのだろうか。
もし知っていれば、助かったのではないだろうか。そう思いたくなる療法です。ご一読ください。
--------------------------------------------------------------------

「究極糖質制限」の威力 初の臨床研究で約7割の末期がんが改善した
東洋経済オンライン2016/11/10 古川健司 

がん細胞は、ブドウ糖をエネルギー源とする――。
これは、1931年にノーベル生理学・医学賞を受賞したオットー・ワールブルグ博士が、マウスの「癌性腹膜細胞」を用いた実験で解明し、1923年からの一連の論文で発表したものです。

2人に1人ががんに罹患し、3人に1人ががんで亡くなるとされる中、今日のがん治療の大きな問題点といえば、この90年以上も前に発見された事実が、まったく生かされてこなかったことに尽きるでしょう。今では、がん細胞は正常細胞の3〜8倍ものブドウ糖を取り込まなければ、生命活動を維持できないことも分かっています。

ブドウ糖欠乏状態の体が生み出す「ケトン体」

その理由は、2つ考えられます。1つは、がん治療の現場において、患者の栄養管理や食事指導内容が軽視され続けてきたこと。そして、もう1つは、糖質の代名詞である炭水化物が、私たちが生きていくために必要な、3大栄養素の中核を担ってきたことです。

確かに、私たち人間の生命活動は、糖質が体内で分解されてできる、ブドウ糖を主なエネルギー源にしていると長く考えられてきました。しかし、結論から先に言えば、ブドウ糖が枯渇すると、人間の体内ではブドウ糖に代わる、緊急用のエネルギーが生み出されます。それが、私ががん治療の鍵としている「ケトン体」という酸性の代謝物質です。

このケトン体は、皮下脂肪や内臓脂肪が分解されることで産生されます。そして、正常細胞がケトン体をエネルギー源にすることができるのに対して、がん細胞は基本的にそれができません。がん細胞には、ケトン体をエネルギーに変える酵素が欠けているからです。

ここに、がん治療の大きなヒントが隠されています。がん細胞といえども、普通細胞と同様に、栄養源を絶たれれば死滅への道を辿らざるを得ないからです。

ケトン体のすごいところは、単にがん細胞の栄養源を絶つことだけではありません。がんを誘発する酵素(β―グルクロニターゼ)の活性を低下させるなど、それ自体に抗がん作用があることが、動物実験などで解明されています。さらに、がんの発生起源と考えられる乳酸を除去し、ミトコンドリアの活性化を促す「長寿遺伝子」のスイッチを入れる働きがあることも、最近になってわかってきました。

私が、世界初となる臨床研究(「ステージWの進行再発大腸癌、乳癌に対し蛋白質とEPAを強化した糖質制限によるQOL改善に関する臨床研究」)をもとに体系付けた、「がん免疫栄養ケトン食療法」とは、このケトン体を治療のベースに据えた、がん細胞を弱らせて正常細胞を元気にするための、食によるがんの兵糧攻め戦法に他なりません。

糖質の摂取を「限りなくゼロ」にするケトン食療法

この食療法の基本となるのは、主食である炭水化物の極端なカットです。その代わりに、免疫機能の指標となるたんぱく質(魚介類、大豆類、肉などから摂取)と、がんの進行と炎症を抑えるオメガ3脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸。魚の刺身やアマニ油などに含まれる)の摂取を強化し、さらに、その燃焼性の高さからケトン体の産生を強力に促してくれる中鎖脂肪酸(MCTオイルを主に活用)を、1日数回に分けて摂取するようにしています。

食事メニューの詳細、栄養の組み合わせなどは『ケトン食ががんを消す』に譲りますが、こうした高脂肪、高たんぱく、低糖質のケトン食に、抗がん剤や放射線などの化学治療を併用すると、患者のがん細胞が縮小、消滅する確率である「奏功率」がアップすることも、私の臨床研究で明らかになりました。

この食事療法は、3カ月の継続をベースに、実施の安全性が確認されている1年までを目処に行われます。参加者の臨床開始から3カ月後時点での病勢の中間報告によれば、PR(部分奏効)が6例、SD(進行抑制)が1例、PD(増悪)が2例となっています。血中の最高ケトン体数が1000μMを超えると、がんは縮小する傾向にあることが見て取れます。

さて、この9例の1年後の評価はどうなったのでしょうか。3例がCR(完全寛解)、3例がPR(部分奏功)、1例がSD(進行抑制)、2例がPD(増悪)による死亡と、奏効率が67%、病勢コントロール率が78%という結果になりました。臨床対象者以外の免疫栄養ケトン食実施者も含めると(総勢18人が3カ月以上実施)、その病勢コントロール率は83%にものぼり、免疫栄養ケトン食と化学療法の併用の有意性が、さらに明確に示されています。

「ケトン食」の実施が危険な人もいる

ただし、この極端な糖質カットによる免疫栄養ケトン食をすべての患者さんに実施できるわけではありません。肝臓にがんの原発巣(最初に発生したがん)を抱える患者さんや、先天的な要素が関係するT型糖尿病の人には、適用することができないのです。

まず、肝臓にがんの原発巣がある場合は、ケトン体を合成し、全身に送り出す役割を担う肝臓が、ケトン体をエネルギーにできないことが理由になります。

また、T型糖尿病の場合は、血液や体液の濃度が酸性に傾く「ケトアシドーシス」が多く見られることが理由です。このケトアシドーシスに見舞われると、嘔吐や頭痛、頻脈、ひどいときには昏睡の引き金にもなりますので、注意が必要です。

私の臨床研究でも、PD(増悪)によって亡くなられた上記の2例は、インスリンや内服薬の導入はなかったものの、いずれも生活習慣によるU型糖尿病の傾向が見られました。理屈から考えれば、U型糖尿病でも緩やかな糖質制限を行えば、血糖やがんの病勢をコントロールできるはずでしたが、こうしたことから糖尿病の患者さんに対しては、現時点でケトン食を推奨できないという残念な結果が導かれています。

しかし、インスリンの働きが正常である限り、ケトン体がいくら増えてもケトアシドーシスを引き起こさないことが、私の臨床を含めた多くの臨床研究から明らかにされています。免疫栄養ケトン食を3カ月以上にわたって継続した、糖尿病のない患者さんの総ケトン体数と、血液及び尿が酸性かアルカリ性かを示すpHを調べてみると、ケトン体数が異様に高いにも拘らず(基準値は28〜120μM)、血中pHと尿中pHのいずれも、基準値内に収まっていることが分かります。
 
とはいえ、いずれにしてもがん治療におけるケトン食療法は、素人判断で行うべきではありません。がん患者の栄養管理や食事指導内容や抗がん剤などの副作用対策に精通した、医師の指導のもとで行われる必要があります。そのためにも、日本病態栄養学会が認定する「がん病態栄養専門管理栄養士」の充実と、がん治療に特化した食事療法の保険適用化の実現が、何よりも急務になるでしょう。

【著者プロフィール】
古川健司(ふるかわけんじ)
医学博士。1967年山口県生まれ。92年慶應義塾大学理工学部電気工学科卒。その後、山梨医科大学医学部医学科に入学。99年、消化器外科医を志望し、東京女子医科大学消化器外科に入局。大学では、膵臓班に所属し、当時、膵臓がん手術件数日本一を誇っていた。2006年、(公財)東京都保健医療公社荏原病院外科を経て、多摩南部地域病院外科に勤務。NST(栄養サポートチーム)に従事し、本格的にがんの栄養療法を開始。がん免疫栄養療法の臨床実績を上げて、14年、それまでの栄養療法のケトジェニック化に成功。15年1月よりステージIVのがん患者を対象に、世界初の臨床研究を開始。現在、がん免疫栄養ケトン食療法の普及に努めている。著書に『ケトン食ががんを消す』(光文社新書)。
--------------------------------------------------------------------

11月16日NHKあさイチは「女性が喜ぶ情報満載!血糖値スペシャル」で、血糖値スパイクが話題でした。
<http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/161116/1.html>

血糖値スパイクがあると、糖尿病につながる可能性が高いと考えられていて、血糖値スパイクを防ぐには、血糖値を上げる糖質の吸収をゆっくりにさせることが必要。

まずは、食物繊維を多く含む“野菜”を最初に食べる。食物繊維が腸壁をコーティングすることで、糖質の吸収を遅らせる働きがある。次は、タンパク質や脂質を含む“肉や魚”など。インクレチンと呼ばれるホルモンが分泌され胃腸の動きを遅くすることで、さらに糖質の吸収を遅らせる。最後に糖質を多く含む“ごはんやパン”などを食べると、血糖値の急上昇を抑える効果がある。

「糖質制限食のススメ」の著者、山田悟さんは、糖質20〜40gの「ゆるい糖質制限」を勧めています。それは「ご飯半膳、または6枚切りの食パン半切れ」を主食にする食習慣です。

日常の食生活に、あさイチの「食事の仕方」や「ご飯半膳トースト半切れ」を取り入れて糖尿病を回避することが、ガンにならない法でもあります。
--------------------------------------------------------------------

11月7日号の日経ビジネスは
「特集 糖質制限パニック 企業も地方も大わらわ」で、巻頭言に飯やパンなど糖質の摂取を抑え、肥満や糖尿病など生活習慣病のもとを断つ──。そんな「糖質制限」が日本中を席巻している。世間にあまたあるダイエット法の一つと思うのは間違いだ。

とあります。

もし、「糖質制限」でダイエットを試みようとされるなら、高雄病院理事長、江部康二著「やせる食べ方」をご一読ください。

▼オメガ3脂肪酸の亜麻仁油は・・・
<http://www.chiffonya.com/shop/flaxseedoil.htm>
▼オメガ3脂肪酸のえごま油は・・・
<http://www.chiffonya.com/shop/perrilaoil.htm>
▼中鎖脂肪酸のココナッツ油は・・・
<http://www.chiffonya.com/shop/coconutoil.htm>



                         トップページに戻る               ▲ページの先頭に戻る

サイトマップ商品一覧
ふんわりシフォン日記お客様のご感想集Mrs.KURIの簡単レシピ集ふれあい写真館

FLOURひろ:〒678-0172 兵庫県赤穂市坂越1331-1:tel 0791(56)53