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オメガ3の栄養学的重要性

オメガ3脂肪酸(αリノレン酸)の亜麻仁油とオメガプラスを扱っていますが、加えて、えごま油を使ったドレッシングを新発売します。新商品の紹介方々、オメガ3の栄養学的重要性をご理解いただくために、丸元淑生著「短命の食事 長命の食事」から第2章「本当にバランスのいい食事とは?」を要約しました。長命の食事のための参考にしてください。

「バランスのよい食事」ということばが、医師によってよく使われます。

「バランスのよい食事を心掛けて下さい」とか、「バランスのよい食事をしていれば、サプリメントをとる必要はありません」など。

そういわれた人が頭の中で思い描く「バランスのよい食事」とはどういうものでしょうか。

内分泌系のホルモンによる調整を第一の調整系とするならば、第二の調整系は「エイコサノイド」です。このエイコサノイドによって、全身の調整が行われていたのですが、調整が正しく行われるには、先駆体となっている脂肪酸の量的バランスがとれていなくてはならないことがわかりました。オメガ6とオメガ3のバランスが非常に重要だったのです。それがバランスのとれた食事なのです。

人類の食事は、オメガ6対オメガ3比が1:1のバランスからはじまったのです。時間的にはそれが非常に長くつづき、農耕をはじめてからはオメガ6が少し増えますが、比率は1〜3:1以上にはならずに推移しています。

そして、20世紀の後半に比率が突然大きく変わりました。肉を多く食べるようになったことと、オメガ6を効率に含んだ植物油が大量に消費されるようになったからで、現在、西ヨーロッパでは比率が最も高いところは17:1に、アメリカ人の食事は9:1になっています。

それは平均の数値ですから、肉、フレンチフライ、ファーストフード、揚げものを多く食べている人は、もっと高い比率になっていると思わなくてはならないでしょう。

オメガ3は魚に多く含まれていますが、それは海に無数に存在する植物性のプランクトンが作り出すアルファ・リノレン酸に端を発しています。植物性のプランクトンを動物性のプランクトンやイワシが食べ、イワシはアルファ・リノレン酸からEPAやDHAをつくり出します。それがイワシを食べた魚に受け継がれるというふうに食物連鎖によって、魚にはEPAやDHAなどの代謝の進んだオメガ3が含まれています。ですから魚を食べると、われわれの体はすぐに使えるかたちのオメガ3が入ってくるわけです。

オメガ3脂肪酸の融点は低く零下でも液体状をしていますから、冬野菜の多くはオメガ3脂肪酸を含んだ油をつくり出して霜から自分を守っています。寒いときのほうれん草がおいしいのは、オメガ3油を多く含んでいるからなのです。

ですから、魚に比べると量は少ないものの、冬野菜の葉や根、特に葉緑素のある部分にはアルファ・リノレン酸が多く含まれています。

それにしても陸の食品にはオメガ3源となるものが少ないのは確かで、海の食品は魚だけでなく、量は減りますが貝類にも、海藻類にも含まれています。魚介類と海藻類をよく食べてきた日本人の食事は、それでオメガ6対オメガ3比が正常に保たれてきたと考えられています。

正常に保たれていたのは、いつ頃までかといいますと、昭和30年代(1955〜65年)までで、そのときはアトピー性皮膚炎はゼロでした。発症例が少ないために少なくとも医療統計上はゼロで、食事のオメガ6対オメガ3比は3:1より低かったと推計されています。

昭和35年(1960年)の日本人の肉の消費量は、1人1日当たり平均30グラムで、奇しくもそれはクレタ島の肉の消費量とほぼ同じレベルですが、この後わが国の肉の消費量は一直線の増加を示していくことになります。

それと歩調を合わせてリノール酸を高率に含んだオメガ6油の大消費がはじまり、日本型の食事が大きく変形していきました。

では、オメガ6とのバランスをとる食品は魚以外にないのかというと、αリノレン酸を豊富に含んだ陸の食品が、少数ながら存在します。しそ油、えごま油、亜麻仁油、ククイノキの種子油です。

αリノレン酸
リノール酸
飽和脂肪酸
オレイン酸
しそ油
 63.2%
12.6%
8.5%
14.4%
えごま油
 61.5%
14.7%
7.2%
16.7%
亜麻仁油
 53.9%
14.9%
9.2%
22.0%
ククイノキの種油
 29.0%
40.0%

(αリノレン酸:オメガ3、リノール酸:オメガ6、オレイン酸:オメガ9)

ただ、食用油としてのオメガ3油の欠点は、非常に酸化しやすいことで、流通の方法や保存の条件によって、すぐに酸化してしまいます。油が酸化して劣化することを酸敗といいますが、酸敗すると不快なにおいが出て味はもちろん悪くなります。そうなった油は食用に適さないだけでなく、有害物質と思わなくてはなりません。

ですから、しそ油やえごま油を食用にしてきたのは、生産者とその周囲の人たちくらいで、ごく少数に限られていました。

▼えごま油の詳細はこちら!
<http://www.chiffonya.com/shop/perrilaoil.htm>

現代の食生活はどうしてもオメガ6の過剰摂取になっています。野菜サラダに使うドレッシングをオメガ3のえごま油を使った「トマト&オニオン」または「胡麻」にすれば、オメガ6とオメガ3のバランスは大きく改善します。加熱調理に使う油をオリーブ油にして、家庭ではオメガ6油を使わないようにすれば、オメガ6対オメガ3比を正常比率に保つことが可能です。

そして、野菜サラダをたっぷり摂りますと、多くの病気を招く原因になる「生ものの少ない食事=酵素の少ない食事」を改善することもできます。

▼ドレッシングの詳細はこちら!
<http://www.chiffonya.com/shop/dressing.htm>

以下は、丸元淑生著「短命の食事 長命の食事」のまえがきに紹介されている「毛利衛」さんの新聞に掲載された談話です。短命の食事から長命の食事への切っ掛けにしていただければ幸いです。

昨年私は食に関して非常に興味ある記事に出会いました。ある新聞に載った毛利衛さんの談話で宇宙飛行士の方々の食事の内容を知ったのです。

宇宙飛行士が大変厳しい訓練を受けていることは知っていましたが、最高の健康状態を維持するためにオプティマルな食事をなさっていることを、私はそのときはじめて知りました。現代栄養学は“人間にとってのオプティマルな食事”を追及している総合的な科学ですが、栄養学の到達点ともいえる食事を、実際になさっている人たちがいることは驚きでした。

オプティマルを訳して、私は“最も望ましい食事”ともいっていますが、最も望ましい食事からはほど遠い、病気を招くような悪い食事を目にする機会が多いだけに、その驚きは感動に近いものでした。

人間の健康レベルは、病気か健康かという二つに分かれているものではなく、オプティマルを100とすれば、死を意味する0から100までの無数の段階があります。病気になるのは0に近いレベルですから、仮にそれを10とすると、10の上には100までのレベルがあるのです。

そして、100に近い高いレベルの健康がもたらすものは、栄養学のいうオプティマルな食事であって、決して豪華な食事ではないことを、宇宙飛行士の方々が身をもって示してくれています。
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宇宙飛行士になるまではいいかげんな生活を送り、健康管理をしていなかった。米航空宇宙局(NASA)の医学検査は厳しく、一年に一度の定期健診で基準を満たさなければ宇宙に出られなくなる。日本にいたころは良かったが、1987年に米国に移ってからコレステロール値が急激に増えた。

渡米後の初検査で日本では全く問題なかったコレステロール値が199になった。200以上が黄信号、210以上がオレンジ、220以上だと宇宙へフライトできなくなるのがNASAの基準。毎日、好物のステーキとワインをとっていたのが原因だった。

調べてみると、米国の飛行士はほとんど肉を食べない。そこで肉をやめて魚にした。訓練を受けた米アラバマ州ハンツビルはナマズの料理が有名。そのフライなどを食べていたが、1年後の健診では値は200を超す結果だった。ジムに通って運動を一生懸命やり、やせていたにもかかわらず数値は下がらなかった。

「そんなばかなことをしているのか」。悩んで米国の飛行士に相談するとあきれられた。原因は揚げ物に使う油。NASAの栄養士は「和食を食べればいい」というが、ハンツビルでは和食の食材が買えない。全く役に立たないアドバイスだった。仕方なく自分で調べたところ、メキシコ料理にたどり着いた。豆やトウモロコシが多く数値を抑えるのに非常に役立った。(談)
日本経済新聞2005年12月19日


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