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長寿はがんに勝つコツ!

山田養蜂場代表の山田英生さんと老化・寿命研究の第一人者で順天堂大学大学院教授の白澤卓二さんが「健康長寿をめざす生き方」について語り合うシリーズの一面広告が3月28日の読売新聞で始まりました。その第一回を転載いました。興味深い内容です、ご一読ください。

「人生100年時代」も

山田:日本人の平均寿命は、女性が86.39歳と26年連続世界1位、男性も79.64歳と世界第4位で、男女合わせた平均寿命は、世界一といってもよいでしょう。しかも、100歳以上の高齢者は急増し、2011年には4万7756人に達しました。今後、医療技術がさらに進めば、「人生100年時代」も夢ではないような気がします。

白澤:そう思いますね。かつては「人生50年」といわれた時代もありましたが、それも今となっては、遥か遠い昔の話。私は、100歳以上長生きして、元気に人生を謳歌している方たちを「百寿者」と呼んでいますが、私がお会いした百寿者の中には、これまでの人生で一度も医師の世話になったことがない人が何人もおります。誰でも正しい食生活や生活習慣を実践すれば、百寿者になることも夢ではないと思いますね。

山田:本来、長生きすることは、喜ばしいことなのですが、なぜか高齢者社会をよくない、困った社会のように考えたり、長寿自体を望まない人も少なくないようです。ある生命保険会社が25歳から65歳までの男女約800人に「長生きしたいか」を尋ねたところ、約4人に1人が「長生きしたくない」と答えたという記事が新聞に載っていました。その理由も「お金」や「病気・入院」「介護」への不安が背景にあるようです。確かに、お金の点では将来、公的年金がまともにもらえそうもない、などの心配もあるのでしょう。また、「病気」についても認知症や寝たきりへの不安があるために、長生きしたくないと思っている人も、結構いるようです。

白澤:私も講演会などで老いや長寿についてよく話をする機会がありますが、会場内からは「長生きしても仕方がない」「100歳まで生きるなんてとんでもない」といった悲観的な声が寄せられることが時々あります。やはり「老い」には、病気や寝たきりといったマイナスイメージがあるからでしょう。

山田:そうかもしれません。でも、長生きしたくない社会というのはちょっと寂しい気がしますね。

増えるポックリ願望

白澤:今、このように多くの人が老いに悲観的なイメージを抱いたり、長寿をあまり望まないのは、身近に「死ねない病気」が増えているからと言っても過言ではありません。誰でも亡くなる時には「ピンピンコロリと逝きたい」という願望を持っていますよね。よくタバコを吸う人に「タバコは止めたほうがいいよ」と注意すると、「どうせ、オレはポックリ逝くから構わないよ」などという人がいるでしょう。でも、今の時代、ポックリ逝きたくても逝けないから問題なんです。たとえば、重度の心筋梗塞に陥っても、血管を内側から広げる金属製の筒の「ステント」を入れれば、そう簡単には亡くなりません。私の知っている患者さんで、ステントを何本も入れられ、8回蘇生した人もいます。

山田:延命治療のため、自然死や老衰で穏やかに死んでいくことができにくい時代ですね。前日まで元気にピンピン暮らして、ある日突然コロリと逝ければ、どんなに幸せでしょう。先生の言われる「死ねない病気」とは、どんな病気ですか。

QOLを損なう認知症

白澤:たとえば、アルツハイマー病などの認知症と、骨粗しょう症がその代表といってもよいでしょう。認知症は説明するまでもありませんが、骨粗しょう症は骨がスカスカになり、転倒骨折すると、寝たきりの原因にもなりかねません。そうなるとQOL(生活の質)が大きく損なわれます。人間、すべての機能を失われたら、あとは自然に任せることも必要だと私は思います。ドイツの老人ホームには、寝たきりの人がほとんどいません。自分で食べられなくなったら、自然に任せるといったコンセンサスが国民の間で定着しているからでしょう。やはり、人生の最終章は、その人らしく尊厳と品位に満ち、喜びや幸せに包まれて生きるのが理想だと思います。病棟で必要なものは、点滴などよりも、やさしい家族の思いやりかもしれません。

山田:そう思いますね。私が幼いころはどこの家でも、その家の主が還暦や古希を迎えると、家業を子どもに任せ、余生は子供や孫たちに囲まれながら悠々自適に暮らしていた人が多かったように思います。本来なら60歳、70歳まで一生懸命働き、家族を養いながら社会にも貢献してきたのですから、老後こそ、その成果を享受できる時間ではないでしょうか。ところが、今の時代はそれがなかなかできにくく、とても歯がゆく申し訳ない思いがします。通信販売をしていてよく感じることですが、核家族化が進み、今は高齢のご夫婦のみか、お年寄りの一人暮らしが増えました。その結果、一人で寂しく亡くなっていく方も少なくありません。またご夫婦のうち、どちらかが病気になったら、もう一方の方が介護する「老老介護」や認知症の人が認知症の人を介護する「認認介護」も珍しくなくなってきましたね。

貴重な高齢者の経験

白澤:確かに、そういう面もありますが、その一方でお元気な年寄りもたくさんいます。中でも70歳から80歳の方は特に元気ですね。病気にかかっている人や体の弱い人は多分、4分の1ぐらいで、あとの4分の3は、元気な人たちといってよいでしょう。まだまだご本人にも働く意欲があり、体力的、精神的にも十分働けるのに、「定年」という一線を引いて、無理やり現役を引退させる日本の社会システム自体に問題があると思います。実にもったいなく、これまで培った経験や技術を生かせば、ご本人の生きがいにもなるし、労働力の確保の点からも大いに社会に貢献できると思いますね。

山田:まったく同感です。この超高齢社会の日本で、一律に50歳代で肩をたたき、60歳代で定年というのは、おかしいと思います。働く意欲のある高齢者には、その経験が生かしていただけるような社会に制度を変えていく必要がありそうです。いまの高齢者は、昔と比べても若く腰の曲がった人などはほとんど見かけません。70歳になっても、バリバリ仕事ができる人もたくさんいます。若い頃に比べれば多少、意思決定が遅くなることがあるかもしれませんが、その分、長年培った経験から間違いのない判断をされる方が多いように思えます。こうした経験や技術を生かさない手はありません。たとえば、60歳前は、1日8時間働いていたのを60歳を過ぎたら4、5時間勤務に変えるなど仕事の量や質を変えても、職場で責任を担っていただくことは、少子高齢社会ではとても重要ではないでしょうか。

白澤:よく少子高齢化に伴って、高齢者の人口比率が大きくなることを、日本の経済が破綻するかのように言う人がいますが、そうした考えは間違っていると思いますね。たとえば、100歳以上の高齢者の約8、9割は寝たきりですが、約1、2割は元気でこの中には活動的に働いている人もいます。特に男性は90歳、100歳になっても元気に仕事やボランティアなどに精を出している人が結構います。この働いている人の割合をもっと増やせば、かなりの経済効果を生み出せるでしょう。どんなに高齢化しても、健康な人が増えればそれだけ働く人も増えるので、経済が崩れることはないはずです。そのためにも、健康長寿が重要になってきますね。

山田:高齢者のQOLを妨げる病気として、先ほど先生は認知症と骨粗しょう症をあげられましたが、がんはどうでしょうか。確かに、早期がんなら90%以上は治るとも言われ、以前のような「不治の病」との印象は薄れてきました。そうは言っても、年間70万人近い人ががんに罹り、毎年35万人を超える人が亡くなり、1981年以来、日本人の死因の第1位を占めています。しかも、がんと診断されるまで20〜30年ぐらいかかると言われ、そのためか60歳を過ぎたころから急激に増え、やはり加齢に伴う病気との印象が拭えません。

白澤:おっしゃる通り、日本人の死因をみると、第1位はがんで、第2位が心臓病、第3位が脳卒中です。確かに、病の辛さや死につながる恐怖、治療費の高さなどからがんは誰でも罹りたくない病気のナンバーワンと言ってよいでしょう。しかし、年齢別にがんの死亡率をみると、男性は65歳〜69歳、女性は55歳〜59歳をピークに前後になだらかな曲線を描いています。しかも、高齢になればなるほど、減少し、90歳を過ぎるころにはグーンと減っています。

山田:意外ですね。歳をとればとるほど、がんになりやすいと思っていました。

がんを克服する長寿

白澤:かつて私が勤務していた東京都老人総合研究所(現・東京都健康長寿医療センター)に興味深い調査結果があります。東京都老人医療センターの協力で、亡くなられた約7000人(平均年齢82歳)を病理解剖したところ、51%(男性56%、女性46%)の人にがんが見つかりました。実に2人に1人ががんを抱えていたことになります。ところが、亡くなられた人の多くが、がんで亡くなったかといえば、そうではありません。亡くなられた人の死因は、肺炎、心臓病、脳卒中がほとんどで、がんで亡くなられた人は意外と少なかったのです。つまり、高齢になればなるほど、がんでは亡くならないと言えますね。

山田:しかも、高齢者のがんは、若い人に比べ緩やかに進行するとも言われています。そうなると、がんと共生しながら長生きすることになりますね。

白澤:そうです。長生きすればするほど、がんになってもがんで亡くなるケースは少ないとも言えるでしょう。長寿はがんに勝つコツといってもよいかも知れません。

山田:「老い」は、誰も避けて通ることができません。であるならば、最期までがんや認知症、寝たきりにならず、元気で自立した生活を送りたいものです。
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100歳を超えられた日野原重明先生の97歳のときの劉 影さんとの共著、「病気にならない15の食習慣……楽しく生きる長寿の秘訣」から転載です。

▼習慣1“1日3食”の間違い
健康のために食習慣に気をつけるのは大切ですが、こだわり過ぎは考えもの。1日3回、食事をとらなければと必死になっている人を見ると、かえって身体に悪いようにも思います。忙しいときは抜いてもかまいません。1人1人 性格が違うように、身体もライフスタイルも違いますから、自分に合った食習慣を研究、実践してみましょう。

▼習慣2 寝る前に食べても大丈夫
一般的に、夜、寝る前に食べるのは身体に悪いとされています。内臓に負担をかけるとか、睡眠を妨げるなど、理由はいろいろありますが、多くの人にとって、ゆっくり食事ができるのは夕食のみ。帰宅時間が相当遅い人もいま す。就寝前の食事を禁止したら、満足に食べられないというストレスに悩む人が増えるのではないでしょうか。

▼習慣3 脳を鍛える“かむ”習慣
食べるという行為は、生まれてから死ぬまで続く、生きるには欠かせないことです。そこで、どうせ食べるなら、効率よく食べたいもの。食べ方によっては、脳をすっきりさせたり、集中力を高めたりという効果があります。食べ方ひとつで、人生が変わるかもしれません。とくに、子どもを持つお母さんにお知らせしたい食習慣です。

▼習慣4 “楽しい食事”が健康をつくる
栄養を身体のすみずみまでいきわたらせるには、楽しんで食べることが第一です。細胞もいきいきとして、これが“健康の貯金”につながります。人間が生まれ持つ“健康の貯金”は50歳ごろで使い切ると思われます。その後も健康でいたいのなら、自分で“貯金”をふやす努力――楽しんで食べる習慣――がとくに重要となるのです。

▼習慣5 “油抜き”ではやせられない
多くの人が一度は経験したことのあるダイエット。でも、同じものを食べ続けたり、過酷なカロリー制限を伴う方法は長続きせず、リバウンドを引き起こしたり、体調を崩す原因になったりします。ダイエットを成功させるにはコツがあるのを知っていましたか?ポイントは、炭水化物と糖質をコントロールすることです。

▼習慣6 間食は果物を食べましょう
食習慣を見直す際、食事以外に注意しなければならないことがあります。間食したい場合はどうした良いのか、身体に負担をかけないアルコールの飲み方は、また、水分についても、補給すればいいというものではありません。とはいえ、こうあるべきと決めつけるつもりはありません。何でも、ほどほどを心がけるようにしてください。

▼習慣7 植物油が若さと美肌のもと
ある程度の年齢になれば、肌の色がくすんでシミができたり、弾力が失われたりしていくのはしかたがないことです。ところが私の肌は年のわりにはシミも少なければ、皮膚は柔らかいままで、ときに握手した相手を驚かせたりもします。どうやら、30年以上飲み続けているオリーブ油に秘密があるようです。

▼習慣8 食事を残せば病気にならない
食べ過ぎは身体に悪いと頭ではわかっていても、つい過食してしまうことはありませんか?いくら食べても満足感が得られないと感じることはありませんか?それは心が満足していないのです。心を満足させれば、過食で身体を壊すこともなくなります。身体だけでなく、心に満腹感を与える食べ方を研究してみましょう。

▼習慣9 コレステロール値はすこし高めな方がいい
健康診断の結果に一喜一憂する人がいますが、数値というものは日々変化しているので、あまり振り回されないことです。かといって、無関心であるのもよくありません。異常値が出たら何かしらの方策を考え、異常でなくても、気を抜かないことが重要です。検査は、日々の積み重ねの結果をチェックするものであることをお忘れなく。

▼習慣10 外食がちな人は野菜ジュースを
「一人暮らしだから、食事の支度は面倒で……」という人は多いのではないでしょうか。夕食はほとんど外食か市販の弁当、なかには3食とも外で済ませるという人もいるようです。素材や調理法にこだわって自炊している人に比べるとかなり手抜きの食習慣。せめてバランスだけは気にするようにしたいものです。

▼習慣11 レシチンとビタミンをサプリで補給
カロリーについては、オーバーしないように気をつけているという人がほとんどでしょうが、いっぽう、栄養面ではあれこれ足りないものがあるようです。栄養素のなかには、摂取しにくいものもありますから、サプリメントを利用するのもいいでしょう。ただし、自分には何が足りないのか、何が必要なのかをきちんと見極めることです。

▼習慣12 肉を食べれば体がサビない
肉や魚に含まれる動物性たんぱく質やカルシウムは、成長期には必要不可欠ですが、高齢者にとっても大切な栄養素です。年をとると、あっさりしたものを好むようになって、肉や魚を敬遠する傾向にありますが、欠かさず摂るようにしたいもの。丈夫な骨のためにカルシウム補給も忘れないでください。

▼習慣13 和食の落とし穴“塩分”に注意
塩は和食に欠かせない調味料です。そして、食品を保存するという重要な役目をも担って、昔から日本人の食生活を支えてきました。同様に、みそやしょうゆも、さまざまな料理の味を引き立てるものとして重宝されてきました。しかし、いずれも摂り過ぎは禁物。生活習慣病予防のために、薄味でおいしくいただくことにしましょう。

▼習慣14 ウエストを測るだけで肥満は防げる
現在の体重を20代、30代のころと比較してみてください。10キロ単位で太った人もいるのではないでしょうか。腹囲も増えていませんか?私が30歳のときの腹囲と変わっていないというと、みなさんびっくりします。定期的に体のサイズを測って、食習慣を整える1つの目安にすることも大切です。

▼習慣15 効率よくカロリーを消費する
良い食習慣を身につけるだけでなく、身体を動かすことにも気を遣いたいものです。だからといって無理にスポーツジムに通う必要はないでしょう。私は日常生活のなかで簡単にできる運動がいちばんいいと思っています。ほどよい運動ですから、長く続けられるし、身体や仕事にも負担をかけません。


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