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東海林さだおの「茹で卵は正しく食べよう」

週間朝日6月25日号のコラム、東海林さだお「あれも食いたい これも食いたい」の「茹で卵は正しく食べよう」を読んで、気分転換して頂ければ幸いです。

この連載の初期のころ、
「目玉焼きの正しい食べ方」
というのを書いたのだが、覚えておられる方はいるだろうか。
「目玉焼きなんか、グズグズってくずしてズルズルってすすり込めばそれでいいじゃん」
などと考えている野蛮人は私は相手にしません。
目玉焼きにも正しい食べ方があるのです。
それに、正しく食べるといいかげんに食べるよりずっと楽しい。
目玉焼きに正しい食べ方があるように、むろん茹で卵にも正しい食べ方がある。
何も考えずにいいかげんにパクリパクリと食べるより、正しく食べるとずっとおいしいしずっと楽しい。
茹で卵の正しい食べ方はまず割ることから始める。
そんなことあたりまえじゃないの、いまさら何を言っているんだ、などという野蛮人を私は相手にしない。
割ることから始まる――この何でもない一行に茹で卵の真実が込められているからだ。
あなたはすでに割って剥いてある卵にスッと手を伸ばして食べたことがありますか。
殻のついている茹で卵を手に取り、それをコツンとたたいて割って、剥いて塩を振って食べ始める、いつだってそういう手順ですよね。
そういう一連の流れですよね。
塩を振るのは利き手の右手で、茹で卵は左手に持っていますよね。
で、塩を振り終えた卵を左手に持ったままそのまま食べ始めますよね。右手に持ち替えたりしませんよね。
この迷うことなき一連の流れ、これこそが茹で卵の正しい食べ方なのです。
でもその一連の流れ、人に言われなくたって誰もが自然にそうやっているじゃないの、なんてことを言う人は都合がわるいので私は相手にしません。
食べ物というものは、下ごしらえをしたあとふつうはいったん皿の上に置いたりする。
茹で卵に限ってはそういうことをしないということを、わたくしは言いたいのです。
茹で卵はナイフもフォークも箸も使わないで食べる。
最初左手で持ったらそのあと一度も左手から離さずにそのまま食べ始める。
だから誰もが自然にそうしてるって言ってるでしょう、というしつこい人はわたくしは好きじゃないな。
ここまでは事実の確認なのです。
あなたは茹で卵に向き合うとき、いつもこのようにしていますよね、と一生懸命確認しているのに、いちいち文句をつけたりして、根性が曲がってるな。
ここまでは序説で、ここからがいよいよ本論なのです。
いよいよ茹で卵を食べ始めるわけですが、最初にかぶりつくのは尖った方から、というと、丸いお尻の方から、というのがあるがどちらが正しいのか。
もちろん尖った方から。
なぜかというと、茹で卵の一口目は黄身を混ぜないで白身の部分だけを食べる、という鉄則があるからです。
茹で卵を食べているとき、常に懸念していることは、(いま噛み取ったこの一口の中に黄身が含まれているかどうか)ですよね。
最初の一口はこの懸念から離れてください。
白身だけを噛み取って食べる。
このとき誰もが塩を振った白身だけのおいしさに改めて気づくことでありましょう。
最初に尖った方を噛み取ろうとするとき、ちょっとヘンな顔をしてください。
表情が歪む、というか、
眉のあたりに不安を漂わす、というか、ちょっとためらう、というか。
このものは普段食べ慣れているものよりうんと柔かいぞ、いいか、わかってんだろうな、そのつもりで噛めよ、と、噛む力を微調整している段階がこうした表情となって表れるわけなのです。
そんなこと改めて言われなくたってみんなそういう表情になってるって、と言う人、わたくしは正直言って憎たらしいです。
二口目。
ここから先は、もうどう噛んでも一口分の中に必ず黄身が含まれている。
安心してパクパク。
次はここんとこを噛み取ってやろうかなんてパクパク。
おおっと、黄身少しが崩れ落ちたぞなんてポクポク。
茹で卵一個は何口で食べ終えるのが正しいか。
四口です。
あらかじめわたくしの方から言っておきますが、誰が食べてもだいたい四口です。
ところが……。
あるんです、二口でも三口でも四口でもない食べ方が。
もちろん五口でも六口でもない。
一口です。
一口丸ごとパクリ。
蛇さん方式。
多分これは日本人でやったことのある人はいないと思うのだが、これがおいしい。想像以上においしいのでこんどぜひ試してみてください。
丸ごと一個を口に放り込むと、最初ウブ感があるが、そのあとゆるゆると噛みしめていくとゆるゆると白身が割れていく感覚があり、次にモクモクと黄身が割れていく感覚になり、白身の固まりと黄身の固まりが少しずつ小さくなっていってねっとりとなって渾然一体。
口に入れてから飲み込むまでまるまる一分かかることを覚悟しておいてください。

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●まさか目玉焼きにまで革命ワザがあったとは
<http://cgi4.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20100609>
●卵の理想的な調理法♪ポーチッド・エッグ
<http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titoku014.htm>

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卵はたんぱく質のクオリティーを評価する、プロテインスコアもアミノ酸スコアも100点満点です。

動物性たんぱく質と比較しますと、一般的に米や小麦などに含まれる植物性たんぱく質はアミノ酸スコアが低い傾向にあります。<http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titokudata_6.htm>

それでも日本人が、江戸時代以前には肉や魚を食べなくても、筋肉が頑丈な肉体を築けたのは、米を大豆と一緒に食べると必須アミノ酸は欠乏しないからだったと考えられます。

一方、パンが主食の西欧では、小麦粉は精白米よりリジンの含量が少ないので、例えば、パンを大豆と一緒に食べていたのでは、必須アミノ酸が欠乏しやすいため、肉や卵を食べる必要があったと考えられます。

当店が、リブレフラワーなりブラックジンガー玄米をお求めになるお客様に、キナコゲン又はブラックジンガー黒大豆とブレンドしてお飲みになることをおススメしていますのは、良質なたんぱく質が摂取できるからです。
<http://www.chiffonya.com/shop/blackzinger.htm>

そばには、小麦粉や米をしのぐ約12%のたんぱく質が含まれていて、アミノ酸スコアは100です。

日本人が不足しがちなビタミンB群、肝臓を脂肪肝や肝硬変から保護する働きのあるコリン、毛細血管を若返らせてくれるフラボノイドのルチン、そして植物繊維が豊富に含まれています。まさに、そばは健康食の優等生です。

そばの実は、内側はでんぷんが多く含まれていて、白っぽい色をしています。この部分を主に使っているのが、白っぽい“更科そば”です。

外側は黒っぽい色をしていて、この部分にたんぱく質、ミネラルなどが多く含まれています。“信州そば”や“田舎そば”は、この部分を含めたそば粉になっています。

つまり、白いそばよりも黒っぽいそばの方が、栄養価的には高いといえます。そして、そば湯には水溶性の植物繊維がたくさん含まれていますので、十分飲むようにしたほうがいいのです。


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