トップページ知って得する講座「世界一の水輸入国は日本だっ!」ってご存知でしたか?

「世界一の水輸入国は日本だっ!」って
ご存知でしたか?

「ずっと地球と生きる 学校プロジェクト」の出前授業が、「暮らしの中の水を考えよう」をテーマに、奈良市の市立佐保川小学校5年生の児童が参加して行われました。「トイレの大小の切り替えを必ずする」「こまめに蛇口の水を止める」「食べ物は残さない」など、最後に、子供たちは班ごとに節水のために出来ることについて話し合い発表したという記事が、2月24日の読売新聞に載っていました。

ところで皆さん、世界でも指折りの水の豊かな日本が「世界一の水輸入国は日本だっ!」ってご存知でしたか。私たち大人も、もっと水のことを知るために、ご一読下さい。

以下は、魚柄仁之助著「うおつか流 大人の食育」から抜粋転載。
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「牛乳パックやペットボトルのリサイクルを考えよう」といった運動をしている組織から講演を頼まれた私は、「なーで私なの?」と思いつつも、「お仕事は基本的に断らない」精神で引きうけたです。引きうけたですが、今日のリサイクルのシステムって、どーも今ひとつようわからんとです。

ミネラルウォーター用のペットボトルを石油→樹脂→成形と作り、使用済みを焼却処分すると、そのコストは約10円だそうな。

しかし使用済みボトルを回収→分別→洗浄→再成形させるには、27円くらいかかるんじゃと。それに再生させるのにエネルギーをかなり使うため、環境に与える負荷はかなり大きくなるっちゅう報告も出とります。そげな負荷をかけてまでペットボトルのリサイクルをすることが、本当にエコロジーなんじゃろか? と単純に思っちまうのでした。

そもそも、雨期・乾期がなく年間を通してほどほどに雨の降るこの国では、おいしい水は豊富に手に入っとりました。川の水、湧き水、井戸の水、どれもかなり安全性の高い水やったハズですね。それが明治以降の工業化にともない空気も水も汚れが目立ってきた。文明の極端な進歩とともに、化学物質が自然界にとけ込み、人口増大、交通網の発達などで河川の水も地下水も汚染されてきた。

1970年頃の利根川や淀川の取水口、浄水場の写真を見るとおぞましいですど。洗剤、農薬、工業排水で汚され、泡だらけ。臭いもひどく、とても飲めたもんじゃない。

水道局では取水した水の汚物を沈殿させて濾過し、塩素殺菌などをほどこしておったんですね。よく「カルキ臭い」なんち言われとりました。

こういった塩素入りの水道水のまずさや体に与える害などが、70〜80年代にかけていろいろと指摘され、安全な飲用水は水道まかせにはできないといった論議が広がったのでした。かく言う私も、水道水をステンレス寸胴鍋に汲み、そこに煮沸消毒した木炭数本を入れてから飲用にしとったですよ。

しかし、21世紀となった今日、日本人は何のためらいもなくペットボトル水を飲用水として買うとるごとある。わたしゃ90年代の終わり頃から「水道水がかなり旨くなってきたんじゃなかろうか?」と思うごとなったんですな。

実際のところ、水道水は本当に旨くなったのか? この疑問をかかえて東京都水道局に話をうかがいに行ったですよ。浄水課の職員さんから現在の浄化システムを説明してもろうたんじゃが、オゾンやら生物活性炭を使う「高度浄水処理」をとり入れとるそうな。これで処理された水道水をボトルにくみ、冷蔵庫で冷やしておくと、いわゆる○○のおいしい水とのみくらべてもようわからんくらい旨いとです。

ヨーロッパから輸入されちょるミネラルウォーターから、カビ・雑菌が検出されて新聞ざたになったことがありましたが、そりゃあしかたない。だって、あちらでは「汲んだまんまの水」でなきゃいけないの。塩素消毒なんかしちゃダメなのよ。

では日本のペットボトル水はどうか? 汲んだまんまもあれば、ろ過したり消毒したものもあるそうな。ただ、21世紀の日本人としてきっちり認識しとかにゃならんのが「天然水も十分に汚れちょる」ってことでしょうね。

山の清水も、有名な伏流水からも大腸菌やら化学物質がみつかったちゅう話も聞きますど。もはや、「水道水がまずくて危険」の時代ではなくなりつつあるごと思うとです。

私のウチの5月11日〜7月7日、約2ヶ月間の水道検針表を見てみますと、使用量が14立方メートルで料金が1932円であります。14立方メートルってえと1万4000リットルですけ、ペットボトル1万4000本ってことですか。1リットルで100円のペットボトルにしてみたら140万円。たまらん。まあ、こげな計算する人もあまりおらんじゃろうが、ここまで安くて安全性も高まった水道水を嫌う理由が、ようわからん。

と、ここまではペットボトルのリサイクルに端を発し、そこそこに旨く飲める水道水がとんでもなく安く入手できる国に住んどるんじゃなーと実感したとですが、そんなに水に恵まれたこの国が世界一の水の輸入国じゃっちゅうデータを見せられた日にゃ、これまたたまらんっのであったとですよ。
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以下は、ご挨拶で紹介しました「出前授業」が載っていた14面の枠コラム「水供給不十分 世界で10億人」を転載しました。
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ユネスコや国連食料農業機関などの調査によると、1900年に579立方キロメートルだった世界の年間取水量は、2000年には3973立方キロメートルと約7倍になった。25年には5235立方キロメートルにまで増えると予測されている。こうしたなか、世界の人口の6人に1人、約10億人が社会インフラの未整備などにより、十分な水の供給を受けられないでいるといわれている。

東京大学生産技術研究所の沖大幹教授(水分学)は「人口増、経済発展、都市への人口集中により、2050年頃には、社会インフラが整っていても、降水量しだいで水不足に直面する人口が30〜40億人にまで増える可能性もある」と話す。

水の問題はこれだけではない。使用用途別でみると、2000年の時点では農業用水が69%、工業用水が21%、生活用水が10%。中でも、農業用水のうち食料生産に使われる水の量には大きな差がある。

食料1キログラムの生産に最低限必要な水の量は、世界平均でジャガイモが500リットル、小麦が900リットル、米が1900リットルなのに、肉類の鶏肉が3500リットル、牛肉は1万5000リットルも使われる。

もともと食料自給率が低い日本。もし水不足による世界的な食糧危機が起きたら場合、どうなるのだろうか。

「野菜や穀類を食べていれば使う水も少なくてすむのに、私たちはさらに家畜に貴重な水を大量にやって肉として食べている。将来、深刻な水不足になると、そうした肉食がぜいたくなことになるのは間違いない」と沖教授。

子どもたちの大好きな肉類が食べられなくなる。近い将来、そうならないためにも、日頃からの節水の心がけが大切だ。
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さて、日頃からの節水の心がけだけで十分なのでしょうか。
生活用水は10%で年間85億トン。水の輸入は12倍の1035億トン。(輸入する肉や小麦、豆などを生産するのに使われた水は輸出国持ち)もちろん、身近に出来る節水も大切ですが、食料自給率を向上させることが寛容です。それも「うおつか流」にやれば、一人ひとりから始めることが出来るのですから。

納得!うおつか流食養生!・・・
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