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食べかた上手だった日本人!

日本政策金融公庫が今月発表した食に関するアンケート調査で、不況で収入が低迷していることを反映して、消費者の関心が「安全」から「節約」に移っていることが分かった。食の関心事項について質問(複数回答)したところ、食費を節約したいという「経済性志向」が昨年5月の前回調査より7.4ポイント増えて34.6%を占め、4位から1位に急上昇した。

一方で、前回トップの食の「安全志向」は3位に落ちた。中国製ギョーザによる中毒事件の記憶が残る前回調査では、41.3%でトップだったが、今回は、31.7%まで落ち込み、「健康志向」(32.7%)にも抜かれた。また、原材料や生産地が国産であることにこだわる「国産志向」は6.1ポイント減り、19.7%に落ち込んだ。収入の落込みに伴い、価格の安い輸入食品を選ぶ傾向が強まっているとみられる。

インターネットを通じ、昨年12月に全国の20〜60歳代の男女2107人を対象に実施された、と読売新聞が“食「安全切り詰め」”と題して報じました。

そこで、昭和10年頃(1935年頃。庫内スペースが30×30×40センチ、庫内温度は下がっても15℃の氷式冷蔵庫の時代)の食を検証した魚柄仁之助著「食べかた上手だった日本人」から「自分の食べもんは自分で作る」と「安全と健康は自分で手に入れる!」を転載しました。ご一読下さい。

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「自分の食べもんは自分で作る」

21世紀になりまして、BSEやら遺伝子組み換え食品やら偽装食品やらと、かまびすしい限りです。日本中1億総コメンテーター化して、「食の安全・安心・・・」という言葉があふれかえっております。一見正論にみえるから使ってるんのでしょうが、みなさん、問題の「食」を他人の手にゆだねておいて、「安全なものを提供しろ」と言ってんですね。そこまで安全が欲しいのなら、ゆだねた食の提供側に対して十分な「対価」を支払うべきなんだけど、これがまたワガママで、「安けりゃ安いほどいい」とくるワケだわ。たわけたことです。人はみな善人と思いたけりゃそう信じていいが、毒の入ってるかもしれん食品でも食べていなさいとしか言いようがない。

そもそも1970年頃まで、食中毒なんざ日常的に起こっていて、今みたいな裁判沙汰にならないほうが多かった。自分のまわりでも、1960〜70年代に、近所の食堂で飲んだミルクセーキがあたって一夜にして死んでしまった人、生ガキで死んじまった人など、よく聞いたもんです。食中毒なんざ、人類の歴史において最大の死亡原因だったんじゃないでしょうか? それが近年の衛生管理の進歩でいちじるしく減少しただけのこと。

しかし衛生管理がよくなると、とたんに人間は防衛能力を失い、「食の安全は製造側にある」と思い込んでしまう。まだ食べられるのか、すでに傷んでいるのかを考えようとも確かめようともせず、製造メーカーに責任をおしつけるだけ。悲しいことだが、この国の消費者の大半はそうなってしまってるようなんですね。そんな21世紀のニッポン人は、今一度昭和10年代の「自分の食べもんは自分で作る」という生き方を、見直したほうがいいんではなかろーか?と思うのでした。

「安全と健康は自分で手に入れる!」

ヒンドヘーデ(※デンマークの栄養学者)及び昭和10年頃の日本人の食べ方が現代人に語りかけているのは何なのか。食品偽装はとどまるところを知らず、偽装が続くよどこまでも・・・だし、肉や油脂の多食によるメタボリックシンドローム、加工食品の安全性、自国民の食料の40%しか生産していない不安定感、人口増加に追いつかない食糧生産、地球温暖化――21世紀を生きる日本人にとって食の問題は大変ややこしい。

肉や卵を今日のように多食し続けるには、家畜飼料を大量に輸入しなければならない。そのためには化石燃料を使って遠い国から船で運ばなきゃならん。CO2を排出する。CO2を減らそうとバイオエタノールを作れば、食料であるトウモロコシが不足し、貧しい国は飢餓におそわれる。また、バイオエタノールを作るのに化石燃料を使う。

我々日本人の食卓は、世界の環境、飢餓とも直結しており、食料安全保障、健康と直結しております。賞味期限の偽装に憤りを覚えているようなレベルではないでしょう。食の安全、自分の健康は、自分で動いて自分の責任で手に入れなきゃならんのです。安全な冷凍ギョーザを安く買おうなどと甘いことを言っていたら、それこそ欲に目がくらんだ偽装屋にだまされるのです。

昭和10年頃のレシピには加工食がほとんどない。豆腐、かまぼこ、ちくわ、くらいのものなの。かといって手間ヒマかかるのかといえば、実はそうでもない。現代日本人は、ギョーザやハンバーグを作るのでさえ、「めんどう」なことと思い込み、ごはんを炊くのでさえやらなくなりつつある。できあいのおにぎりのごはんだけをコップに入れて水をかけてみると、水の上面に油膜が張ることもある。炊き上がったごはんに油をまぶして、つやを出すらしい。その油がどんな油なのかは不明です。このように、加工された食品の素性はよくわからぬもの。

ほとんどの食事を自分で作っている私には、昭和10年頃の料理って実に身近なものなんですね。やったことのない人には「大変そう」に見えますが、一度やってみると、なんてことはないものです。この時代の料理には美味しくて健康に生きる知恵がぎっしりつまっておるのです。

今日、ちまたでは○○は体にいい、○○を食べるとガンになりにくい・・・といった食品選びにばかり目がいっているようですが、この時代の本には、手に入るものでいかに上手に食べるかが語られています。つくづく食べかた上手だったんだなあ、と感心しておるのです。

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日本政策金融公庫の調査によれば、「米の購入時に意識すること」の問について「価格」(56.3%)、「おいしさ」(47.7%)、「安全性」(32.2%)の順。平成13年調査で「おいしさ」が63.9%で首位だったのに比べ、価格・安全性への志向が高まっている結果でした。

新潟のコシヒカリ生産農家さんの話ですが、コシヒカリの古米をカルマックス水で炊いたら、ご主人が「何のお祝いだ、新米を炊いて!」といわれたそうです。

銘柄米も高級炊飯器も問いません、価格志向のお米でお使いの炊飯器で十分。カルマックス水で炊けば、銘柄米以上に美味しくてカルシウムたっぷり。これこそ!「食べかた上手」ではないでしょうか。カルマックスはこちら!<http://www.chiffonya.com/shop/calmax.htm>


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