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納得!うおつか流食養生!

以下、魚柄仁之助著「うおつか流大人の食育」より抜粋、転載。

何のための食養生なのか? 体を養う→体調をよくする→健康体でいられる、そりゃ病身であるより健康体である方がよろしいわな。では、目的は健康なのか? 意地悪のようだが、その健康体を使って何をするのか? が大事なんじゃなかろーか?

食養生に精を出し、健康を維持しつつも、別にこれといったこともせず長生きするだけの人生って、何かツマらん気がせんですか?別に首相になるぞ!! みたいな大きなことでなくてもいいんですね。子ども二人をきちんと育てあげるためにずっと健康でいたいとか、職人として極めたいから健康でいたいなんちゅうもんでしょうね。

ズボラでいいかげんな食生活を続けた結果、肥満だ、高血圧だと大不調をかかえこみ、子育てどころか自身が入院しちまったら、やりたいこともやるべきこともできなくなる。だからこそ食養生が必要なんですね。これ、あたり前すぎるくらいあたり前でして、「今さら何をわかりきったことを……」と大半の方は思われるハズ。しかし本当に「食養生を考えにゃえらいことになるぞ!!」と気がつくのは、《大病・大ケガを体験した時》――なんであります。

人間、自分は大丈夫と思いたいもんです。しかし、平均寿命まで生きる保障はどこにもない。早い話、今日の夕方死んじゃうかもしれんし、100歳まで生きるかもしれん。少しでも健康で長生きしようと思ったら早死にするリスク・病気やケガをするリスクをとりのぞかにゃならんです。そういったことをヒシヒシと感じるキッカケが、大病・大ケガですわ。先に例を出した胃がんの友人も宣告をうけたあと、「あーすりゃよかった、あれが悪かった…」と後悔を山のごとしたそうな。

しかし、時間は戻ってこん。といって、ヤケになったら後は坂をころげ落ちてしまいますけど。ここで必要なのが軌道修正のための食養生であります。病気やケガでダメージをうけた体をなんとか立ち直らせつつも、ダマシダマシ上手に使うてゆくには、やっぱり食生活の改善が必要なんですな。食生活改善に関することを長くやってきてわかったとですが、「食養生」を受け入れるのは健康バリバリの人ではなく、何らかの原因で健康を害した人なんですわ。だから養生訓といっても、人や性別・年齢・仕事によって異なるんでありました。

このおいさんもすでに50歳でして、まさに隠居おいさんであります。世間では熟年とかいうとるらしい。この歳になりますと、食べるものも量も回数も、20〜30代の頃とは大きく変わってあたり前なのが食養生。そんなに体を使ってハードワークをするわけじゃないので、カロリーは少なくてよろしい。全体量も少なくてよい。

といって、粗食のみでなく、ほどほどに肉も魚も摂る。それらの食事を用意する調理に関しては、たっぷり時間・手間をかけ、できるだけ便利な器具にたよらず、自分の手で調理する。手や指先をちょこちょこ動かし、食材を切ったり焼いたりすることで五感もフル回転させる。これも食養生ですど。

しかし、この食養生も30〜40代の働き盛りには通用しない。できるだけ手間ヒマかけずに手早く調理しないと仕事にさしつかえる。そのためにはある程度加工されたものを上手に取り入れてストレスを少なくするのも食養生でしょ。また、バリバリ働くなら、それなりのカロリーも必要じゃし、覇気を高めるためのごちそうをたまに摂ることとて食養生と言えるとです。

思えば江戸時代の本草学者貝原益軒(1630〜1714年)以前にも、さまざまな食養生が述べられとります。それらの中には現代でも通用するのもあるし、まったく合わないものもあるとです。徒歩か馬・カゴ・舟しか移動の手段の無かった時代が千年以上も続いた中では、食養生訓にも大きな変化は必要なかったでしょうが、現代じゃそうはイカン。戦後60年を見ても食品・食材の種類は大きく増え、流通形態はまさに革命。魚は漁港でなく、空港に着く。サプリメントの種類が急増し、価格は下落する。300円だったハンバーガーが50円台になったりする。こんなに食環境が激変する中に生きるなんて、 人類にとって未経験なんですね。そこに何かひとつの道を説くような食養生論は作れません。昔の人が言ってたから……とよく言われますが、あたりもハズレもありますど。

自分に合った食養生を手にするには、自分で情報を集めた上で方向性を決め、自己抑制してゆくしかありますまい。お迎えの日までハツラツと生きるために……。
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大阪の報道機関21社が共同で開いた、食生活のあり方を考えようという講演会で、魚柄仁之助さんが、最近の食品の安全をめぐる問題について「消費者が『より安く』を求めた結果だ」として、消費者の側で食生活を見直すことが食の安全を守り、食糧自給率の改善にもつながると提言していました。

以下は、11月1日新聞一面広告「FOOD ACTION NIPPON」の「えっ?こんなことで食糧自給率って上げられるの?」です。<http://www.syokuryo.jp/index.html>

夫のメタボが気になるので、我が家は魚の日を増やしました。(公務員48歳女性)

さんまにすだち。季節のものって、ただそれだけでうまい。エラい。(会社員43歳男性)

買い物をするとき、野菜は産地を確かめます。6歳と1歳の子供たちが食べるので。家族には、おいしくて安全な食べものを食べさせたいです。(フリーアナウンサー永井美奈子)

ママ友とのランチは、お互いの家におかずをもちよります。旬の野菜を使えば安いし、おいしいです。(主婦30歳女性)

日本の冬は、こたつでみかん。おいしいですよね。実は私、愛媛のみかん農家の倅、子供の頃よく手伝いました。(スポーツジャーナリスト二宮清純)

米粉のパンって、おいしいです。モチモチしてて、お茶にあいますね。(女優内山理名)

休日、公園に行くときは、おにぎり持っていきます。レストランでかしこまって食べるより、子供たちにとってはごちそうみたい。(会社員41歳女性)

子供のころから、とれたての野菜があたりまえでした。自分の料理の基本は、まずうちの畑でつくったもの。そして、地元のものです。(青森県弘前市「オステイリア エノテカダ・サスィーノ」オーナーシェフ笹森通彰)

昼休みが短いので、自分でつくった弁当を持参しています。休日に野菜をまとめてゆでて冷凍しとけば、楽勝です。(美容師27歳男性)

この年で野球が続けられるのは体にあった食生活を考えているから。ごはんを食べ、味噌汁を飲み、小魚や豆類、野菜を摂るのが基本です。(横浜ベイスターズ工藤公康)


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