トップページ知って得する講座生食は健康レベルを高めてウエイト・ロスを容易にする!

生食は健康レベルを高めて
ウエイト・ロスを容易にする!


以下は、丸元淑生著「短命の食事 長命の食事」と「たたかわないダイエット」から抜粋、構成したものです。

エンザイム(酵素)は、熱くて手をつけることができない湯の温度では壊れますので、加熱調理した料理には含まれていません。さまざまな加熱の過程のある加工食品にはむろん含まれていません。ですから、エンザイムが十分に摂れる食事は、生ものを十分に食べる食事といい換えることができますが、人類は長い間(ごく最近までの何万年という長い間)そういう食事をしてきたと考えられています。

ルドルフ・バレンタインというアメリカの医師が、伝統的な食事の守られている世界のいくつかの国と地方の食事を分析して、そこに共通するパターンを見出し簡潔な図解を1978年に発表しています。 <http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titokudata_4.htm>

円の大きさは、穀類でこれくらいのカロリー(約51%)を摂っていて、豆でこれくらいのカロリー(約14%)を摂っているということを示しています。つまり、摂取量を重量ではなく熱量で示したものです。ビタミンB12は、植物性の食品には含まれていない栄養素なので、その円(約3%)は非植物性食品すなわち、肉と魚と乳製品を意味します。野菜の円(約25%)は、野菜のうち加熱調理して食べるものの量を示しています。

生の円(約6%)は、生で食べる野菜と果物、ナッツ、種の量を示しています。それはご覧のように、肉と魚と乳製品よりも多く、豆の約半分の量ですが、多くの栄養学者は、そこに人類の生活の知恵が結集していたと考えています。そこに健康のヒミツがあるからです。

「この円がカロリーを示しているとしたら、サラダを少し食べたぐらいでは、これだけの大きさにならないものね」

「そうなんだよ、だから実は伝統食は生の円を大きくするための料理の工夫が非常になされている。昔の正月の料理といまの正月の料理を比べてみると、それがよくわかるよ。冷蔵庫のなかった時代に今よりもはるかに多くの生ものが並んでいたんだ」

北陸の「かぶら鮨」はそのよい例でしょう。これほど手間のかかる料理でなくても、大根酢やかぶ酢など、簡単にできる生の料理が少なからずありましたが、日常の食生活で生の比率を高めていたのは、自家製の漬物だったと思います。

「1985年にアメリカでダグラス他の3人の研究者が、肥満している人と高血圧の人に、生の比率が60%という食事をしてもらった効果を発表している。世界の伝統食よりももっと生の比率の高い食事をしてみてウエイト・ロスが起きるかどうか確かめたんだよ。カロリー計算なんかしないで、食べたいだけ食べてもらって」

「その結果は?」

「ウエイト・ロスが起きた。高血圧の人は血圧が下がった。そして、研究者が導き出した結論はこうだった。(1)生の比率の高い食事は、加熱したものの比率の高い食品に比べて、はるかに食欲を満足させる。加熱調理によるビタミン他の栄養素の損失がないため、栄養素が多く含まれているので体がより満足する。その結果、カロリーの摂取が減り、肥満者の場合はウエイト・ロスが起きる」

「つまり、N/Cレート(カロリー当りの栄養素濃度)が高くなって腹八分目で満足できるから、ウエイト・ロスが可能になるというわけね。それには生が60%を占めている必要があるのかしら」

「人を実験台にして行った研究だから、動物実験のように長期間というわけにはいかない。だから、短期間で効果を証明するために60%という高率にしたのだと思うね。現実的で、おそらく最も望ましい比率は、世界の伝統的な食事で生が占めていた比率ではないだろうか。そういう食事をしていれば腹八分目で満足できたわけだし、肥満はもちろんなかったのだから」

「人間の知恵が生み出した比率なのね。世界各地の食事が、その点で一致していたというのはやはりすごいよ」

「うなってしまうね。研究者はそれより高い比率の食事で生の効果を調べざるをえなかったのだが、生ものをとるということはどういう意味をもっているのか、それは鮮明にできた。もう一つの結論はこうだよ。(2)生を高率にふくんでいる食事は、体のストレスを減らす。腸内微生物の生態系がよくなり、アレルギーの起きるのが減り、生の食物が酵素をふくんでいることにより、加熱したものの比率の高い食事と比較して、はるかに健康のレベルが高くなる。ここで注目したいのは、健康レベルが高くなってウエイト・ロスが起きているところだね」

豊かになった現代人の食事をこの図であらわしてみますと、肉と魚と乳製品が非常に大きくなって、その分、穀類と豆の円が小さくなっています。そして、大多数の人の生の円が小さくなっています。

肥満を解消するには食欲が正しく働くようにしなくてはならない。それには内分泌系が円滑かつ正常に働いている必要がある。食欲の中枢は脳にあるけれども、それが正常に機能するためには内分泌形の器官にストレスがかかっていないことが大事である。内分泌系との連携がうまくいっていることが前提となるからだ。

「食事によっては内分泌系にストレスを与えるものがあるよ」

「だったら、そういう食事をしていたら食欲が正常に働かないということかな」

「そう。正常に働かないから、そういう食事をしていて肥満を解消しようと思っても無理だね。まして、そういう食事をカットしたりしたら無茶苦茶なことになるだけだね。食欲の面では一層混乱が大きくなるだけだと思うよ。現実にはそういう混乱を招くだけのダイエットをしている人が多いけれども」

「そういう食事というのはどういう食事なの?」

「生の占める割合が低すぎる食事がそれだね。あとはカロリーばかりがあって栄養素をたいしてふくんでいない食事。まだあると思うけど、この2つがメインと思っていい」


                         トップページに戻る                  ▲ページの先頭に戻る

サイトマップ商品一覧
ふんわりシフォン日記お客様のご感想集Mrs.KURIの簡単レシピ集ふれあい写真館

FLOURひろ:〒145-0071東京都大田区田園調布1-31-11:tel 03(5755)5050