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朝食大切にした母!

以下は、5月17日の日本経済新聞 頭脳体操 NIKKEI PLUS1 立命館大学教授蔭山英男著「子どもと伸びる」から転載しました。

私が実践指導してきた「早寝早起き朝ごはん」は今や国民運動となり、全国的なものになった。そして、子どもたちの起床時刻がやや早くなり、必ず朝食を食べて登校する子どもが増えているらしい。感無量である。

この朝ごはん指導の出発点はそもそも申し訳ないほど個人的な思い出にある。

私の生れた地域は雪深い所で、大雪の降った朝は村人が総出で雪かきをする。そんな朝、私が起きると家の中に誰もいない。みんな雪かきに出てしまっていたのだ。時計を見て血の気が引いた。遅刻だ。こんなこと初めてだ。大慌てで着替え、ランドセルを持って家を飛び出そうとした。ところが、集団登校の列の中に私がいないことに気がつき、走って帰って来た母と玄関で鉢合わせになった。私は叫んだ。「遅れるから、もう行く」。ところが、無理に出ようとする私を母は止めた。「だめだ。朝ご飯を食べてから行け」。私は「そんなことを言っていたら遅刻する」と反論するが、母は聞かない。すぐに台所に飛び込み、おにぎりをふたつ握ってもどってきて、私に渡した。「これを食べながら行け」

道にはまだ雪かきをする近所の人たちがいる。「ひでちゃん、遅れたんか。あわてんでもええで」。近状の人たちのにこやかな声が聞こえる。だが、そんな言葉の中をすり抜け走るのは恥ずかしくて情けない。もともと泣き虫だった私は涙があふれ、口を動かすほどに、おにぎりの塩っ辛さが加わった。ここで学んだ。「朝ごはんは遅刻してでも食べる」。そして、これが教師になってからも私の指導の基本となった。

近年、朝食を食べないと成績は極端に悪くなるというデータが出てきた。母の教えは正しかったのだ。ただ、それは私の母が特別だったわけではあるまい。きっとこの時代、どこの親だってそうしていたと思う。最近朝ごはん運動は脅迫であるという人もいるそうだ。だが、子育てというのは、もともと悩みの中にある。日本の親たちは、貧しくても子どもの朝ご飯を大切にしてきた。このデータが語る意味は大きい。朝ご飯を食べさせないのは、子どもの未来を閉じる意味では、虐待に近いもののように感じる。

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おにぎりを握って「これを食べながら行け」という母親。そして「ひでちゃん、遅れたんか。あわてんでもええで」という近状の人。温かく微笑ましい話ですね(^_^)

でも「朝食大切にした母」と、山口県山陽小野田市教育委員会調べの「朝食の有無に対する国語と算数の学力」を結びつけるのは、いかがなのものでしょうか。「陰山メソッド」を推進しておられる先生のことですから止むを得ないのかもしれませんが、。
陰山メソッド<http://kageyama-method.com/>

併せてご一読下さい。朝ごはんは学力向上のため?家族の絆を強めるため?
<http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titoku127.htm>


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