トップページ知って得する講座朝ごはんは学力向上のため?家族の絆を強めるため?

朝ごはんは学力向上のため?
家族の絆を強めるため?

最近ちょっと気になっていることがある。「成績アップのカギは朝ごはん」といった具合に、生活習慣の改善を学力向上と結びつけて推奨する風潮だ。

この風潮に拍車をかけたのは、43年ぶりに昨年実施された全国学力テストの結果だった。

毎日朝食をとる子供は全くとらない子供より平均正答率が20ポイント高い―そうした結果から、ある県教委では、学力向上策を盛り込んだ冊子を保護者向けに作成し、家庭で行うべきことの第一に「朝食を必ずとらせる」を掲げた。同様の取り組みが各地で繰り広げられている。

子供はきちんと朝ごはんを食べた方がいいに決まっている。食卓で親子の会話がはずみ、子供がその日を元気に過ごす。それで十分ではないか。
・・・・・・・・・・・以上は3月25日読売新聞、緩話急題から抜粋転載

<何かあったか子の口笛の淋しい日 兵庫県西宮市 大西俊和>

月刊誌「望星」の投稿欄に載った句という。選者で、昨年亡くなった川柳作家、時実新子さんを追悼して編まれた「時実新子の だから川柳」(東海教育研究所)に収められている。

映画監督の大林宣彦さんは以前、小紙刊行の冊子に一文を寄せ、風通しのいい木と紙の家が育んだ日本文化は「気配を思いやる文化だ」と語ったことがある。口笛を聴く父親もそうだろう。

大林さんの言う「言葉を交わさずとも、いま誰が幸せで誰が傷ついているか分かった」文化は、どこかで変調をきたしたらしい。家族の絆が弱くなっている――家族観を問うた小紙の世論調査で89%の人がそう答えた。

23年前、1985年11月の調査では47%あった「強くなっている」という回答は1割に満たない。当時と今で住宅の構造はそう変わるまいから、“壁”ができたとすれば心の中だろう。

今年も大型連休の季節を迎えた。普段はそれぞれに忙しく、すれ違いの多い家族が壁を取り払う機会になろう。耳をすませば誰かの、淋しげな口笛が聞こえてるかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・以上は4月30日読売新聞、編集手帳より転載

子供の食生活の乱れを招いた一因には、深夜に及ぶ塾通いなど、成績重視、結果重視の風潮もある。その改善に、成績アップという「結果」を持ち出さなければならないところに、今の社会の寂しさがあると思う。

「朝ごはんと学力の関係」は「結果を求めすぎる時代」を憂えいて掲載されていたものですが、「食生活が乱れるとその人の体調が崩れるのと同じく、国民の食の周辺が乱れてくるとその国の社会も崩れてくる」で始まる警鐘の書、小泉武夫著「食の堕落と日本人」をご一読いただきたいと思います。

そして、ゴールデンウィーク中、ご家族揃っての朝ごはんになりますように。


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