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大豆の自給率5%って、ご存知でしたか?

中国製ギョーザによる中毒問題が、飽食の日本を揺さぶっている。食料自給率が40%を割り込むなか、国際的な食料の争奪戦は激しくなる一方だ。命の源を他国に大きく委ねたままで、日本の食の安全保障は大丈夫なのか。国内外の現場を追った。と読売新聞朝刊の1面に、2月5日から「第1部 細る自給率」の連載が始まりました。

その連載のはじめに載っていた、国産食材だけで作った「完全自給食」のメニューで、世界に誇る調味料「しょうゆ」が使えないことを知って驚きました。大豆の自給率5%って、ご存知でしたか。

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日本の食料自給率は熱量(カロリー)ベースで、先進国最低の39%(2006年度)まで落ち込んだ。農水省によると、いま、日本の食料輸入がすべてストップしたら、現在の国民1人当たり1日の供給熱量2548キロカロリーは、996キロカロリーに激減する。

ある日のメニュー
朝食:白米75g(茶わん軽く一杯)、ほうれん草50gとニンジン10gの酢浸し
昼食:ふかしたサツマイモ40g(小2分の1)、蒸したカボチャ40g、リンゴ40g(小4分の1)
夕食:白米75g、サンマ50g(3分の1匹)、大根おろし40g、トマト50g(2分の1個)

上記の「ある日のメニュー」は、国産食材だけで作った996キロカロリーの「完全自給食」の一例だ。取材班の男性記者(34)が体験してみた。

「体験2日目には体がだるく、気力も頭の回転も鈍ってきた。食材が限られ、原料の大豆を多く輸入に頼っているしょうゆがあまり使えないので、料理は味気がない。空腹と疲れであおむけになれず、体を丸めた姿勢で寝た・・・」

日本女子大学の丸山千寿子教授(栄養学)は、「カロリーは、1〜2歳の男児が1日に必要な程度しかない。必要な栄養素もまったく不足している」と日本の「食」の真の実力を診断する。
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「完全自給食」体験記の詳細は・・・<http://www.yomiuri.co.jp/feature/foodexp/index.htm>

完全自給食メニューで、なぜ、ごはんを「白米」にしているのでしょうか。「白米」よりは「3分づき米」の方が栄養的に望ましいと思いますが、。。

それにしても、世界に誇る調味料「しょうゆ」が使えないことに驚きました。しょうゆをはじめ、味噌、豆腐、納豆、煮豆、油揚げ、おせちの黒豆など、大豆は日本人にとって馴染み深い作物で、3分つき米と併せて、植物性たんぱく質を摂取する貴重な栄養源です。

平成13年度の大豆消費量は年間約507万トン。このうち国産大豆は27万トンですから、ほとんどの大豆を輸入していることになります。507万トンのうち約381万トンはサラダ油など精油用の原料に使われました。残りの約100万トンが豆腐、味噌、醤油などの食品用に使用されました。平成13年ベースの自給率は、精油用・食品用を合わせた全体で5%、食品用に限った場合は26%です。

大豆の国内主要産地は北海道36,800トン、秋田16,000トン、新潟15,600トン、栃木14,100トン、佐賀14,100トン。
主要な輸入相手先は、アメリカ74.6%、ブラジル17.2%、カナダ3.6%、中国2.8%、パラグアイ1.4%、アルゼンチン0.3%です。

大豆の自給率の伸び悩みの理由としては、(1)大豆は単収が低くかつ豊凶変動があり、収益が安定しないこと、(2)機械化が遅れ多労を要すること等が、作付意欲を大きく減退させていることがあげられます。

大豆の自給率が向上するような政策が実行されることを願わざるを得ません。
と同時に、私たち消費者が、国内産大豆を使った製品を少し高くなりますが、購入することで、大豆生産農家に少しでも手助けになるようにしたら如何でしょうか。

●私たちが普段よく食べるメニューの自給率は・・・
<http://www.foodkingdom-miyagi.jp/jikyu/index.shtml>
●農林水産省提供の「食料自給率早見ソフト」のダウンロードは・・・
<http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyu/jikyu03.htm>
●あなたは「食の有事」のメニューを何日続けられますか?・・・
<http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titoku063.htm>

フィンランドは1939年、旧ソ連に侵攻されました。主食の穀物を東欧に依存していたため、輸入が滞り、飢えが国民を襲いました。フィンランドの国土の大半は亜寒帯にあり、農業に適した日数は中央部で年間わずか約150日に過ぎませんが、70年前の痛い経験の生かして、いまでは穀物の自給率は114%(03年)に達しています。それでも国立緊急供給庁(NESA)のミカ・プルホーネン長官は「資源を持たない北欧の小国にとって、備蓄は国家安全保障そのものだ」と語っています。

NESAが保有する麦などの備蓄は1年間の長期自給が可能な量だそうですが、自給率39%の日本は、小麦が1.8か月分、コメが1.5か月分、飼料穀物が1か月分、大豆が2週間分に過ぎないといいます。

完全自給食を体験した記者が「今の日本で、こんな食事が続く事態がおきるとは思わないが、。。」といわれますが、危機の予兆は世界に満ちています。国産よりも安い輸入食品があふれている日本。国民一人ひとりの食に対する意識が、「中国製ギョーザ」を契機に変わるきっかけになれば良いのですが。


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