トップページ知って得する講座「エコフィードを利用して生産された豚肉や鶏肉、卵を購入したいか」

「エコフィードを利用して生産された
豚肉や鶏肉、卵を
購入したいか」

「エコフィードを利用して生産された豚肉や鶏肉、卵を購入したいか」は、昨年12月22日の読売新聞の「STOP!食品偽装(5)」、そして1月11日、18日の同新聞の「食を考える」で取り上げられた「エコフィード」から、抜粋、再構成したものです。

食品工場で余った食材や、コンビニ店で売れ残った弁当など加工し、ブタやニワトリの飼料として再利用する例が増えている。それが「エコフィード」と呼ばれる飼料。飼料は、植物の葉や茎など栄養分の少ない「粗飼料」と、トウモロコシや大麦など栄養分の多い「濃厚飼料」の、大きく二つに分かれ、エコフィードは後者にあたる。

日本は飼料の中心となるトウモロコシの97%を米国から輸入している。だが、米国では自動車燃料「バイオエタノール」向けのトウモロコシ需要が増えて価格が高騰。トウモロコシを多く用いる配合飼料の価格は、2006年10月には1トンあたり42,600円だったが、今年1月には58,100円と4割近く上がった。

国による補てん制度はあるものの、近畿農政局畜産課の丹治英樹さんは「養豚や養鶏では飼料代が経営費の6割を占め、穀物価格高騰は経営に大きく影響する」という。

食料自給率の問題もある。日本はカロリーベースで39%(06年度概算)と先進国の中で最も低い。原因の一つが飼料自給率の低さで、25%にとどまる。内訳は粗飼料は77%だが、濃厚飼料は10%しかない。

こうした背景から、米国などに比べて土地が狭く穀物の大量生産が難しい日本では、エコフィードへの期待が高まっている。

セブン&アイ・ホールディングス(東京都)は昨年9月から、東京23区内のコンビニ店「セブン−イレブン」約1000店で、売れ残った弁当や総菜、パンなどを回収し、家畜の飼料に再生させる活動を始めた。早ければ今年後半には、リサイクル飼料で育てたブタやニワトリを食材に使った弁当や総菜を登場させる予定だ。広報担当者は「食品廃棄物も貴重な資源であることを多くの人に知ってほしい」と話す。

民間の調査研究機関「エックス都市研究所」(東京)が昨年10月、首都圏の生協に加入している約1500人に「エコフィードを利用して生産された豚肉や鶏肉、卵を購入したいか」を尋ねた。「品質がよければ」「同じ価格、品質ならば」購入する人が多かったが、「購入したいと思わない」も21%あった。

理由は「安全性が心配」が86%と大半を占めた。エコフィードは飼料安全法で安全基準が定められているが、担当者は「食品廃棄物というイメージが強く、安全性が気になるようだ」としている。エコフィードの生産量が増えても、すべての飼料を補えるわけではないが、日本は多くの食料を輸入する一方で、大量に捨てている。食べ物の有効利用のためには、安全性を確保した上で進めていくべきだ。

リサイクルシステムを運営している「フューチャーガイドマップ」(東京)の社長、根来みどりさん(57)は業界に参入した7年前、パッケージがほんの少し汚れたり、期限をほんの少し過ぎたりしただけなのに、豆腐や菓子などの食品が「廃棄物」として回収されていくのを見てがく然としたという。 <http://happyrecycle.jp/index.php>

農林水産省の計算では2006年に食品製造業、卸売業、小売業、外食産業の4業種から約1135万トンもの食品廃棄物が排出されている。うち約59%が飼料や肥料として再利用されている。01年度(36%)の再生利用割合に比べると1.5倍以上に増えているが、それでも4割がそのまま「ゴミ」として捨てられている計算になる。

「食料自給率が低いというのに、日本は食料をどんどん捨てている。消費者も意識を変えた方がいいのでは」根来さんの指摘に思わず考えさせられた。

より新しいものを選ぶ消費期限偏重が、知らず知らずのうちに食品の偽装表示を招いているのかもしれません。買ってからすぐ食べるものは、あえて期限切れ間近のものを選ぶよう心がけたいものです。

EU最大の都市ロンドンが、産業界にとどまらず、市内への自動車の乗り入れを厳しく制限する「渋滞税」や市民に省エネの方法をアドバイスする「緑のコンシェルジェ制度」、家屋の改築に補助金を出す制度などを導入し、市民も一体になって、CO2の排出を抑えながら発展する"低炭素都市"の実現に向けて挑戦していることを、1月29日(火)放送のNHKクローズアップ現代で紹介していました。

石油の枯渇や地球温暖化による諸問題が、今のままでは子供や孫の時代に深刻化するだろうといわれる今、一人ひとりが地球環境を考えた生活に変える必要があるのではないでしょうか。

「産業革命」の発祥地ロンドンで始まりだした「環境革命」。食料自給率が低い日本での大量の食品廃棄物。あまりにも国民一人ひとりの意識やレベルの違いがありすぎることに愕然とせざるを得ません。


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