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買ってはいけない商品を売ってはならない!

クラブは地域ではちょっとは知られ、また、選定商品の厳しさでは一番厳しいと、この業界でも有名です。せっかく戴いたこの「定評」は大切にしたいと思うのですが、それ以上に曲げられないこともあります。

それは、消費者の「買ってはいけない!」ものに対応して、この種の団体として「売ってはならない」ものがあるということです。

私たちは安全な食べ物をこの国、この時代で実現する運動の最先端にあると思っています(もちろん、完璧だとは思っていませんが・・・)。ですから、条件付でもクラブが売ってしまうと、少なくとも地域ではそれが「買ってはいけない!」ものだと言うことがわからなくなってしまいます。

たとえば、クラブはトランス脂肪酸を多く含む可能性の高いマーガリンや、いくら原料が良くとも溶剤抽出する油(コメ糠油など)は扱わないで来ました。アレルギーの子供さんのためにアレルギー用のマーガリンを扱ってほしいと何度も求められてきましたが、お断りしてきました。

そしてついに昨年12月「ニューヨーク市は5日、全米の自治体として初めて、飲食店に対して心臓病との関連が指摘されるトランス脂肪酸(TFA)の使用を実質的に禁じることを決めた。TFAはマーガリンや調理油などに含まれ、ファーストフードなど飲食店は材料の変更を迫られる。シカゴ市もTFA規制を検討しており、同様の動きが全米に広がる可能性がある。」ことが報道されました。

日本ではまだあまり知られていませんが、EUも米国も油脂食品に含まれるトランス脂肪酸の量を表示義務化してきました。今回は直接の販売製品は表示を見てさけることができるが、それが確認できない外食・ファーストフードでは使用禁止するしかないという結論に至ったわけです。

ですから、これから日本でもトランス脂肪酸含有食品の扱い見直しが多くの生協・団体で始まると思いますが、クラブは最初から扱っていませんので、見直しの必要がないわけです。

でも、中でも先進的な団体はこの問題を察知していて、TFA“0”とか「有機」表示のマーガリン発売を始めていました。でも、これらは水素添加しないから、トランス脂肪酸はありません」というものです。

そもそもは、この飽和脂肪酸が問題だったところから始まっていて、ラードやヘッド等の動物性の飽和脂肪酸が良くないとして、バターよりも植物性マーガリンという神話ができあがっていたものです。でも、植物性だって「やっぱりダメ」だったというのがこのTFA使用禁止ですから、パーム油マーガリンは単に振り出しに戻ってるだけなのです。

すでにアメリカ心臓協会が、「しかし、心臓協会は、来年7月の禁止はあまりに性急で、より健康的な代替油が市場になく、禁止は、ひとつの有害物の他の有害物―パームオイル、ココナッツオイルのような飽和脂肪を多量に含む代用品―への切り替えを強制することになると恐れる」とその代用品がパームオイルでは意味がないことを警告しています。<http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/foodsafe/news/06111701.htm>

クラブにも「有機のマーガリンを扱って」との依頼が寄せられていましたが、このような理由でクラブは扱いませんでした。

「安全な食べ物」を扱うことをテーマにしている団体が中心になって、この種の「マーガリン」を我先に販売している姿が私には不思議です。これではまじめな消費者にも、「何が本当に安全な食べ物なのか?」わからなくなってしまいますよね。

「有機」や「TFA“0”」のお題目を戴くことが大事なのではなく、油脂類をそんなに必要としない食生活を提案することの方が、よっぽど大事だと思います。幸いその種の活動は地域では「学校給食を考える会(兵庫支部)<http://gkyusyoku.exblog.jp/748356/>」さんが先行されていますので、クラブは意地っ張りに「扱わない」という姿勢で問題提起しているだけで役目が果たせていますが・・・

そんな風に扱わない姿勢の堅持が大切なことがいっぱいあると思っています。
こうべ消費者クラブ 小さな広場 bT 2007年1月20日より転載
<http://park19.wakwak.com/~kobesc/>


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