トップページ知って得する講座人類と森林そして水・・・うまい水道水復活!

人類と森林そして水・・・うまい水道水復活!

兵庫県穴栗市の氷ノ山山系赤谷山(1216メートル)。ブナの原生林が残り、ミズナラ、トチ、カツラ等の自然林が広がる。ツキノワグマが生息するという。

赤谷川は揖保川水系の源流だ。飲むと、柔らかくて甘かった。

森林保全のための募金で山林を買い取るナショナル・トラストを手がけるNPO法人「奥山保全トラスト」(西宮市、四元忠博理事長)が先月、その 100ヘクタールを購入した。全国最大規模。画期的なことだ。

買収価格は数千万円。産廃業者らが10倍以上の価格を提示していたが、地主の東京都在住の女性(74)が拒否。同法人に譲渡した。

女性は地元出身。小学校教諭を務めた。「昨年、がんで亡くなった夫が愛した山。トラストに買ってもらってありがたい。古里の自然を守り抜いて欲しい」と話す。

買収資金を寄付したのは大阪府在住の女性(76)。動物好きで環境破壊を嘆く。「クマが棲む森を守ることは小動物も守ること。水も守りたい。少しでも貢献できれば嬉しい」

同法人は自然保護団体の「日本熊森協会」を母体に3月発足。「豊かな森を永久に開発せず保全する」という理念に2女性が賛同した。

5月に買収した富山県内の山林2ヘクタールに続く2件目。今後、同県で700ヘクタール、静岡県で300ヘクタールを買収保全する計画だ。

森山まり子・副理事長は「スギやヒノキの人工林が増えて保水力を失い、日本の山は荒廃して危機的な状況。多様な動植物が生きる広葉樹林を残し、特別自然保護区にしていきたい」と支援を呼びかけている。

生命の源、森を守る。聖域の広がりを期待したい。
8月30日夕刊読売新聞「森守る思いはひとつ」大阪本社編集委員加藤 護

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併せて、ご一読下さい!「生き物たちがみんな機嫌よく生きてほしい」
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水道の蛇口から出る生水をそのまま飲む。水に恵まれた日本では当たり前だった習慣が姿を消しつつある。塩素臭さが敬遠され、ペットボトルの飲用水に取って代わられた感のある水道水。その復権を目指す研究者がいる。

群馬県高崎市の剣崎浄水場。信州大学繊維学部(長野県上田市)の中本信忠教授(64)は濾過池を通過した水をくみ上げ、一気に飲み干した。勧められて飲んでみると、確かに普段の水とは違う。「どう?うまいでしょ」してやったりという笑顔がこちらをのぞき込む。丸みを帯びたやわらかな味。昔、田舎で飲んだ井戸水を思い出した。

高崎市内に給水している剣崎浄水場の設立は明治43年(1910年)。日本に水道技術を伝えた英国式の生物浄化法(緩速濾過)の浄水場で、山のわき水を人工的に作るのと原理は同じ。

水道は戦前まで生物浄化法が主流だったが、高度成長期に水需要が急増し流れが変わった。薬品の力で一気に浄化する米国式の急速浄化が主流に。凝集剤(ポリ塩化アルミニウム)で濁りを沈め、殺菌用塩素を多用する手法は今や供給量全体の8割を占める。

それでも、各地で技術指導を続ける中本さんの呼びかけで、復権の機運も出始めた。広島県三原市で一昨年、生物浄化法の浄水場が新設され、関西の自治体でも導入に向けて検討が始まった。
・・・・・・・・・・・・・8月28日夕刊読売新聞「現場から」より抜粋


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