トップページ知って得する講座どか食いとちびちび食い、どっちが太る?

どか食いとちびちび食い、どっちが太る?

ダイエットに興味がある人はたくさんおられることでしょう。世の中にはさまざまなダイエット法が宣伝されています。科学的に見て少しは根拠があるものから、全く、微塵も裏づけがないものまで星の数ほどあります。そのいずれもが商品として通用しているわけですから人の世も不思議なものです。

人間には、生きていく上でどうしても必要なエネルギーというものがあります。心臓と肺を動かし、体温を維持し、基本的な代謝を円滑に動かすための熱量で、これを基礎代謝量と呼びます。成人で一日あたりおよそ2000キロカロリーです。この範囲の熱量ならばどれだけ食べてもすべて燃やされてエネルギーとして消費されるので、体重にはなりません。

問題は、基礎代謝量以上のエネルギーを摂取した場合です。ヒトの祖先がこの地球上に出現してからおよそ百万年が経過していますが、実はその大半を飢餓状態で過ごしてきました。やっと食物にありついたとしても次にいつ必要量のエネルギー源が見つかるかは保証の限りではありません。ですから、基礎代謝量以上のエネルギーを摂取できた場合は、それを出来るだけたくさん取り込み貯蓄するように身体の仕組みが整いました。

ヒトの遺伝子も代謝メカニズムも基本的にその頃と同じ。遺伝子にとって、今日のような飽食の時代に遭遇することは全くの想定外だったのです。

ですから私たちの身体は、基礎代謝量以上のエネルギーを大切に溜め込むようになっています。それが皆さんのお腹の回りについている脂肪のベルトというわけです。

では、同じ余剰カロリーでも、それをどかっと一挙にたくさん食べるのと、ちびちび食べるのでは、どちらが太りやすい食べ方だと思いますか。

生命現象を含む自然界の仕組みの多くは、比例関係=線形性を保っていません。非線形性を取っています。

非線形性は、たとえば音楽を聴く時にボリュームのダイヤルの回し具合(インプット)と聞こえ方(アウトプット)の関係を考えてみるとよく分かります。ボリュームダイヤルをだんだん右にひねっていくと、ボリュームは大きくなっているはずなのに、音はなかなか大きく聞こえてきません。つまり最初の段階では、インプットに対するアウトプットの応答性は鈍いわけです。ところがボリュームダイヤルがあるところを超えると、急に音がガーンと大きくなって聞こえてきます。ここで応答は鋭く立ち上がります。しかし、ボリュームのダイヤルがかなり大きくひねったところでは、いくらダイヤルを回しても、大きな音は大きな音としか聞こえなくて、ダイヤルの回転に応じて大きく聞こえない。つまりシグモイドカーブ(Sの字を左右に引き伸ばした非線形)において、インプットとアウトプットの関係は、鈍−敏−鈍と変化するわけです。

余剰カロリー(インプット)と体重増加(アウトプット)も生命現象として非線形の関係にあります。1000キロカロリーをどかっと食べると 100グラムの体脂肪がつく。これはよしとしましょう。しかし、その十分の一の 100キロカロリーを摂ると、それは直ちに体脂肪10グラム増加とはならないのです。インプットが小さい領域では、アウトプットの立ち上がりは低く、恐らく2グラム程度にしかならないのです。ですからこれを十回繰り返しても、20グラムの増加で済むことになります。

自然界の現象というのは実はこういうふうに線形的ではない、インプットとアウトプットの関係にあります。でも私たち人間は自然界の因果関係を単純化して理解しようとします。入力が増えれば、それに応じて出力も増える。その増え方は常に一定であるという風に。これは人間が自然界を理解する時、心を曇らせる原因にもなるのです。数学は何の役にも立たないわけではなく、私たちの脳が陥りやすい単純化に警鐘を鳴らしてくれることもあるのです。
▲青山学院大学理工学部教授福岡伸一 シグネチャー6月号「科学者のつむじ」より抜粋転載

新谷弘美先生に依れば、体内酵素は生命力の根源で、如何に体内酵素の消耗を防ぎ、新鮮な食物で体内酵素を補給するかが大切であるといわれています。大食や過食、夜遅く寝る前に食べると、体内酵素が消化酵素として大量に使われてしまうのですから、ちびちび食いも寝る4〜5時間までです。


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